■このブログ内の引用文について

本ブログは、The New England Journal of Medicine Permission Departmentより、「The New England Journal of Medicine本誌からの文単位での引用に許諾は不要」との見解をいただいた上で、運用しております。更に、「文章を抜き出してサマリーを書いてよい」との文言もいただいております。

■プロフィール

Dr. Joy

Author:Dr. Joy
ごく普通の町でごく普通に医者をやってます。
ごく普通の患者さんたちを相手にしていて、
診察室に入ってくる人が英語をしゃべったりするのは数年に1度あるかないか。
そんな私に必要な英語力って何?

■最新記事
■最新コメント
■FC2カウンター

■カテゴリ
■リンク
■検索フォーム

■月別アーカイブ
■最新トラックバック
■FC2ブログランキング
■ソーシャルブックマーク

■RSSリンクの表示
■QRコード

QRコード

スポンサーサイト
上記の広告は1ヶ月以上更新のないブログに表示されています。
新しい記事を書く事で広告が消せます。


スポンサー広告 | --:--:--
文中の定義を読み取る: N Engl J Med 2012;366:299-309.
自分の論文の読み手が自分と同じ領域を専門であるとは限りません。どんな読み手にもわかりやすく記載するためには、文中で定義したり補足説明を加えたりする必要があります。

下記のタイトルをクリックすると、アブストラクトが開きます。

Neoadjuvant Chemotherapy and Bevacizumab for HER2-Negative Breast Cancer (N Engl J Med 2012;366:299-309.)

今回は「ハテナ起点」は明示されていません。

では早速、アブストラクトを読んでいきましょう。

BACKGROUND

We evaluated the efficacy, measured according to the rate of pathological complete response (absence of invasive and intraductal disease in the breast and the axillary lymph nodes), and the safety of adding bevacizumab to neoadjuvant chemotherapy in patients with early-stage breast cancer. (N Engl J Med 2012;366:299-309.)

長いんですが、ホネは下線部のみ。あとは定義や説明です。スラッシュなどで区切って読むといいかもしれません。

METHODS

Patients with untreated HER2-negative breast cancer were eligible if they had large tumors, hormone-receptor–negative disease, or hormone-receptor–positive disease with palpable nodes or positive findings on sentinel-node biopsy, and no increased cardiovascular or bleeding risk. (N Engl J Med 2012;366:299-309.)

これもまた長いですね。でも、ホネは下線部だけ。残りは説明です。

RESULTS

Overall, the rates of pathological complete response were 14.9% with epirubicin and cyclophosphamide followed by docetaxel and 18.4% with epirubicin and cyclophosphamide followed by docetaxel plus bevacizumab (odds ratio with addition of bevacizumab, 1.29; 95% confidence interval, 1.02 to 1.65; P=0.04); (N Engl J Med 2012;366:299-309.)

bevacizumabを加えたときのオッズ比は1.29で、95%CIが1.02-1.65です。1.02でぎりぎりちょっといいかな、でも上端の1.65ならなかなかいいね、というところでしょうか。

CONCLUSIONS

The addition of bevacizumab to neoadjuvant chemotherapy significantly increased the rate of pathological complete response among patients with HER2-negative early-stage breast cancer. (N Engl J Med 2012;366:299-309.)

efficacyについての評価が記載されています。CONCLUSIONSにはもう一文ありますが、そちらも同様です。BACKGROUNDで書かれているsafetyに関してはここでは触れられていません。

いかがでしたか?説明書きが多くなると、文章がやや濁ってきますね。できれば短文でたたみかけてもらったほうが、私には読みやすいです。

NEJMのサイトはThe New England Journal of Medecineで見られます。abstractは無料で閲覧できますから、どうぞ。

お読みいただき、ありがとうございます。あなたのお役に立てましたでしょうか。
またのお越しをお待ちいたしております。
ブログランキング参加中。応援の1クリックをお願いします。

にほんブログ村 英語ブログ 洋書・洋楽・映画の英語へ

テーマ:医学英語 - ジャンル:学問・文化・芸術

ABSTRACT | 07:00:00 | Trackback(0) | Comments(0)
コメントの投稿

管理者にだけ表示を許可する

FC2Ad

上記広告は1ヶ月以上更新のないブログに表示されています。新しい記事を書くことで広告を消せます。