■このブログ内の引用文について

本ブログは、The New England Journal of Medicine Permission Departmentより、「The New England Journal of Medicine本誌からの文単位での引用に許諾は不要」との見解をいただいた上で、運用しております。更に、「文章を抜き出してサマリーを書いてよい」との文言もいただいております。

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Dr. Joy

Author:Dr. Joy
ごく普通の町でごく普通に医者をやってます。
ごく普通の患者さんたちを相手にしていて、
診察室に入ってくる人が英語をしゃべったりするのは数年に1度あるかないか。
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October 30, 2008 vol.359 No18 (1885-96)
NEJM10月30日号2つ目の原著論文へ進みましょう。
これも、低出生体重児に対する光線療法についての内容です。
今日の注目表現はこちら。

This reduction may be offset by an increase in mortality among infants weighing 501 to 750 g at birth.

ではタイトルから。

Aggressive vs. Conservative Phototherapy for Infants with Extremely Low Birth Weight

Aggressive 積極的
Conservative  従来の
 この2語は対で覚えます
vs. ~対~
 versusです。タイトルに使えるんですね。ちなみに、ピリオドの位置、確認しておきましょう。
Extremely Low Birth Weight 超出生体重児
 こちらは1000g未満という定義です。"very low"より"extremely low"の方が程度が強いんですね。日本語で「極」と「超」のどちらが程度が強いかというのは、感覚的にはちょっとわかりにくいですが。「極み」をより「超えている」と考えるのでしょうか。

本文へ進みましょう。

Background It is unclear whether aggressive phototherapy to prevent neurotoxic effects of bilirubin benefits or harms infants with extremely low birth weight (1000 g or less).

benefits or harms 有効なのか有害なのか
 これも対になっています。
extremely low birth weight (1000 g or less) 超出生体重児(1000g未満)
 ここに定義を入れておくと親切ですね。

Methods We randomly assigned 1974 infants with extremely low birth weight at 12 to 36 hours of age to undergo either aggressive or conservative phototherapy. The primary outcome was a composite of death or neurodevelopmental impairment determined for 91% of the infants by investigators who were unaware of the treatment assignments.

undergo (検査、治療を)受ける
composite 複合
 outcomeには本当によく出てくる単語ですね。
for 91% of the infants 対象児の91%について
 脱落例もあったので全例ではない、ということになります。

Results Aggressive phototherapy, as compared with conservative phototherapy, significantly reduced the mean peak serum bilirubin level (7.0 vs. 9.8 mg per deciliter [120 vs. 168 µmol per liter], P<0.01) but not the rate of the primary outcome (52% vs. 55%; relative risk, 0.94; 95% confidence interval [CI], 0.87 to 1.02; P=0.15). Aggressive phototherapy did reduce rates of neurodevelopmental impairment (26%, vs. 30% for conservative phototherapy; relative risk, 0.86; 95% CI, 0.74 to 0.99). Rates of death in the aggressive-phototherapy and conservative-phototherapy groups were 24% and 23%, respectively (relative risk, 1.05; 95% CI, 0.90 to 1.22). In preplanned subgroup analyses, the rates of death were 13% with aggressive phototherapy and 14% with conservative phototherapy for infants with a birth weight of 751 to 1000 g and 39% and 34%, respectively (relative risk, 1.13; 95% CI, 0.96 to 1.34), for infants with a birth weight of 501 to 750 g.

In preplanned subgroup analyses 事前に計画していたサブグループ解析では
 「どんなサブグループ?」というのは後続部分に記載されています。興味を引き出すにはいい書き方ですね。

Conclusions Aggressive phototherapy did not significantly reduce the rate of death or neurodevelopmental impairment. The rate of neurodevelopmental impairment alone was significantly reduced with aggressive phototherapy. This reduction may be offset by an increase in mortality among infants weighing 501 to 750 g at birth.

offset 相殺される
 TOEICの頻出単語ですが...なかなか使う機会はないんですよね。文全体は「出生体重501gから750gの児についてはこの減少は死亡率の上昇で相殺されるかもしれない」となります。

いかがでしょうか。ビリルビン値は確かに下がるけれども求める結果は得られにくいというところでしょうか。

NEJMのサイトはThe New England Journal of Medecineで見られます。abstractは無料で閲覧できますから、どうぞ。
抄録の日本語版はこちらへ。

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昨日はアクセス数が新記録(17)を達成しました。ありがとうございます。またおいでくださいませ。

テーマ:医学英語 - ジャンル:学問・文化・芸術

ABSTRACT | 07:16:04 | Trackback(0) | Comments(0)
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