■このブログ内の引用文について

本ブログは、The New England Journal of Medicine Permission Departmentより、「The New England Journal of Medicine本誌からの文単位での引用に許諾は不要」との見解をいただいた上で、運用しております。更に、「文章を抜き出してサマリーを書いてよい」との文言もいただいております。

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Dr. Joy

Author:Dr. Joy
ごく普通の町でごく普通に医者をやってます。
ごく普通の患者さんたちを相手にしていて、
診察室に入ってくる人が英語をしゃべったりするのは数年に1度あるかないか。
そんな私に必要な英語力って何?

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リスクを事前に予測する: N Engl J Med 2011;364(12):1126-33.
全ての人に安全な薬剤というのは存在しません。そのため、投与開始や投与中には副反応の発生には常に気を配らなければなりません。

下記のタイトルをクリックするとアブストラクトが開きます。

Carbamazepine-Induced Toxic Effects and HLA-B*1502 Screening in Taiwan (N Engl J Med 2011;364:1126-33.)

今回は「ハテナ起点」は明記されていません。

では早速、アブストラクトを読んでいきましょう。

BACKGROUND

Carbamazepine, an anticonvulsant and a mood-stabilizing drug, is the main cause of the Stevens–Johnson syndrome (SJS) and its related disease, toxic epidermal necrolysis (TEN), in Southeast Asian countries. (N Engl J Med 2011;364:1126-33.)

薬剤の説明、疫学的背景を一文ですっきりと記載しています。

METHODS

Those testing positive for HLA-B*1502 (7.7% of the total) were advised not to take carbamazepine and were given an alternative medication or advised to continue taking their prestudy medication; those testing negative (92.3%) were advised to take carbamazepine. (N Engl J Med 2011;364:1126-33.)

非常に人道的な内容ですね。台湾でのスタディということもあって、同じアジア人として、情景が目に浮かぶような気がします。

RESULTS

SJS–TEN did not develop in any of the HLA-B*1502–negative subjects receiving carbamazepine. (N Engl J Med 2011;364:1126-33.)

著者らの仮説通りの結果となりました。

CONCLUSIONS

The identification of subjects carrying the HLA-B*1502 allele and the avoidance of carbamazepine therapy in these subjects was strongly associated with a decrease in the incidence of carbamazepine-induced SJS–TEN. (N Engl J Med 2011;364:1126-33.)

強い相関を認めた、という結論になっています。

いかがでしたか?二重盲検ではできない内容の検討です。それでもここまで相関があれば、臨床でカルバマゼピンを投与するときの参照情報として十分使えるのではないかと思います。

NEJMのサイトはThe New England Journal of Medecineで見られます。abstractは無料で閲覧できますから、どうぞ。

お読みいただき、ありがとうございます。あなたのお役に立てましたでしょうか。
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テーマ:医学英語 - ジャンル:学問・文化・芸術

ABSTRACT | 06:50:24 | Trackback(0) | Comments(0)
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