■このブログ内の引用文について

本ブログは、The New England Journal of Medicine Permission Departmentより、「The New England Journal of Medicine本誌からの文単位での引用に許諾は不要」との見解をいただいた上で、運用しております。更に、「文章を抜き出してサマリーを書いてよい」との文言もいただいております。

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Dr. Joy

Author:Dr. Joy
ごく普通の町でごく普通に医者をやってます。
ごく普通の患者さんたちを相手にしていて、
診察室に入ってくる人が英語をしゃべったりするのは数年に1度あるかないか。
そんな私に必要な英語力って何?

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振り返ったらまとめる: N Engl J Med 2010;363:2091-101.
もうあと数日で12月になります。
この時期になると、今年一年を振り返り、さらにこれまで過ごしてきた年月を思い出し、「思えばよくぞここまで」といった感にとらわれることが多くなります。

下記のタイトルをクリックすると抄録が開きます。

Reduced Mortality after Allogeneic Hematopoietic-Cell Transplantation (N Engl J Med 2010;363:2091-101.)

今回は「ハテナ起点」は明示されていません。

では、早速抄録を読んでいきましょう。

BACKGROUND

Over the past decade, advances have been made in the care of patients undergoing transplantation. (N Engl J Med 2010;363:2091-101.)

decade 10年間

Over the past decadeで、「過去10年にわたり」ということです。10年一区切り、という感じですね。

METHODS

We analyzed overall mortality, mortality not preceded by relapse, recurrent malignant conditions, and the frequency and severity of major complications of transplantation, including graft-versus-host disease (GVHD) and hepatic, renal, pulmonary, and infectious complications, among 1418 patients who received their first allogeneic transplants at our center in Seattle in the period from 1993 through 1997 and among 1148 patients who received their first allogeneic transplants in the period from 2003 through 2007. (N Engl J Med 2010;363:2091-101.)

in the period from 1993 through 1997 1993年から1997年までの期間
in the period from 2003 through 2007 2003年から2007年までの期間

この両者の比較をするというわけです。1990年代とその10年後の2000年代を比べることが、"the past decade"と呼応していますね。

RESULTS

In the 2003–2007 period, as compared with the 1993–1997 period, we observed significant decreases in mortality not preceded by relapse, both at day 200 (by 60%) and overall (by 52%), the rate of relapse or progression of a malignant condition (by 21%), and overall mortality (by 41%), after adjustment for components of the PAM score. (N Engl J Med 2010;363:2091-101.)

In the 2003–2007 period 2003年–2007年の期間
the 1993–1997 period 1993年–1997年の期間

METHODSで取り上げた期間の表現は上記のように言い換えられてきます。ちなみに、"–"はエヌダッシュ(半角ダッシュ)ですよ。よーく見てみましょう。
エヌダッシュ?という方は、こちらの記事をご参照ください。なお、エムダッシュは長い横棒で全角ダッシュ、エヌダッシュは短い横棒で半角ダッシュといいます。
エムダッシュ em dashの使い方: N Engl J Med 2010;363:147-55.

CONCLUSIONS

We found a substantial reduction in the hazard of death related to allogeneic hematopoietic-cell transplantation, as well as increased long-term survival, over the past decade. (N Engl J Med 2010;363:2091-101.)

最初に出てきたover the past decadeがもう一度出てきて、アブストラクトを締めています。

いかがでしたか?「昔はね-、助からなかったんだよ」などと懐古的に口にしたら、すぐに、こうしてきちんと論文にまとめておくことが肝要だなあ、と反省しました。

NEJMのサイトはThe New England Journal of Medecineで見られます。abstractは無料で閲覧できますから、どうぞ。
抄録の日本語版は南江堂サイトへ。

お読みいただき、ありがとうございます。あなたのお役に立てましたでしょうか。
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テーマ:医学英語 - ジャンル:学問・文化・芸術

ABSTRACT | 07:06:23 | Trackback(0) | Comments(0)
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