■このブログ内の引用文について

本ブログは、The New England Journal of Medicine Permission Departmentより、「The New England Journal of Medicine本誌からの文単位での引用に許諾は不要」との見解をいただいた上で、運用しております。更に、「文章を抜き出してサマリーを書いてよい」との文言もいただいております。

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Dr. Joy

Author:Dr. Joy
ごく普通の町でごく普通に医者をやってます。
ごく普通の患者さんたちを相手にしていて、
診察室に入ってくる人が英語をしゃべったりするのは数年に1度あるかないか。
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なんでもないところに目をとめる: N Engl J Med 2010;363:1429-37.
長い文章を読むときには全体の意味をとるほうに意識が向きます。
一方、短い文章ではどうでしょう?意味をとりつつ、細部に目を向けてみる余裕もあるのでは?

下記のタイトルをクリックすると抄録が開きます。

Dystrophin Immunity in Duchenne's Muscular Dystrophy (N Engl J Med 2010;363:1429-37.)

今回はBrief Reportのサマリーとなっています。
短いので、順に見ていきましょう。

We report on delivery of a functional dystrophin transgene to skeletal muscle in six patients with Duchenne's muscular dystrophy. (N Engl J Med 2010;363:1429-37.)

「reportってonが要るんだっけ?」と思った方、私と同じですね。辞書を見ると、自動詞として用いるときにはonを使います。他動詞と自動詞の使い分けについては、目下、勉強中なので、解説はまたわかってから、ということにします。

Dystrophin-specific T cells were detected after treatment, providing evidence of transgene expression even when the functional protein was not visualized in skeletal muscle. (N Engl J Med 2010;363:1429-37.)

provideとevidenceの相性はいいように思います。よく一緒に出てきますね。

Circulating dystrophin-specific T cells were unexpectedly detected in two patients before vector treatment. (N Engl J Med 2010;363:1429-37.)

この一語に著者らが「うーむ」とうなってる様子が目に浮かんできます。

Revertant dystrophin fibers, which expressed functional, truncated dystrophin from the deleted endogenous gene after spontaneous in-frame splicing, contained epitopes targeted by the autoreactive T cells. (N Engl J Med 2010;363:1429-37.)

Revertant 復帰突然変異

The potential for T-cell immunity to self and nonself dystrophin epitopes should be considered in designing and monitoring experimental therapies for this disease. (N Engl J Med 2010;363:1429-37.)

和文ではよく出てくる「べきである」です。英文でのshouldのイメージはどうでしょうか?
いつもの大西先生・マクベイ先生に訊いてみましょう。

基本イメージ 弱い圧力
(『英単語イメージハンドブック』、大西泰斗・ポール・マクベイ著、青灯社)

「助言・アドバイスのイメージ」(同書より)となります。日本語の「べきである」というより、もっとソフトですね。

いかがでしたか?
ひとつひとつ眺めて、その後の背景に思いを巡らすのもおもしろいですよ。

NEJMのサイトはThe New England Journal of Medecineで見られます。abstractは無料で閲覧できますから、どうぞ。
抄録の日本語版は南江堂サイトへ。

お読みいただき、ありがとうございます。あなたのお役に立てましたでしょうか。
またのお越しをお待ちいたしております。
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テーマ:医学英語 - ジャンル:学問・文化・芸術

ABSTRACT | 06:17:41 | Trackback(0) | Comments(0)
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