■このブログ内の引用文について

本ブログは、The New England Journal of Medicine Permission Departmentより、「The New England Journal of Medicine本誌からの文単位での引用に許諾は不要」との見解をいただいた上で、運用しております。更に、「文章を抜き出してサマリーを書いてよい」との文言もいただいております。

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Dr. Joy

Author:Dr. Joy
ごく普通の町でごく普通に医者をやってます。
ごく普通の患者さんたちを相手にしていて、
診察室に入ってくる人が英語をしゃべったりするのは数年に1度あるかないか。
そんな私に必要な英語力って何?

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馴染みのない語が多いとき: N Engl J Med 2010;363:1397-1409.
医学領域の知識は日々蓄積されていき、とてもすべてを把握することは困難な様相を呈しています。
NEJMの論文を読んでいても、知らない領域の話題に遭遇することは頻回にあります。
そんなときには、どうしたらいいでしょう?こんなの知らないから、と投げちゃいますか?
とりあえず、わかる範囲で読んでみましょうか。

下記のタイトルをクリックすると抄録が開きます。

Patient-Specific Induced Pluripotent Stem-Cell Models for Long-QT Syndrome (N Engl J Med 2010;363:1397-1409.)

今回は「ハテナ起点」は明示されていません。

では、早速抄録を読んでいきましょう。

BACKGROUND

In long-QT syndrome type 1, mutations occur in the KCNQ1 gene, which encodes the repolarizing potassium channel mediating the delayed rectifier IKs current. (N Engl J Med 2010;363:1397-1409.)

rectifier 整流された

METHODS

We obtained dermal fibroblasts from two family members and two healthy controls and infected them with retroviral vectors encoding the human transcription factors OCT3/4, SOX2, KLF4, and c-MYC to generate pluripotent stem cells. (N Engl J Med 2010;363:1397-1409.)

generate 発生する

RESULTS

Further characterization of the role of the R190Q–KCNQ1 mutation in the pathogenesis of long-QT syndrome type 1 revealed a dominant negative trafficking defect associated with a 70 to 80% reduction in IKs current and altered channel activation and deactivation properties. (N Engl J Med 2010;363:1397-1409.)

trafficking 輸送

CONCLUSIONS

The patient-derived cells recapitulated the electrophysiological features of the disorder. (N Engl J Med 2010;363:1397-1409.)

recapitulated 再現する

いかがでしたか?電気生理学と遺伝子学の両方の用語が頻出で、読むのが大変でした。こういう読むのが「骨な」論文については、私は深く追求せず、「そうなんだ~」くらいで浅く流しております。「完全には理解できないけど、そんな話が載ってた」くらいでとどめておく、これが「読むのが嫌にならない」心のコツでしょうか。

NEJMのサイトはThe New England Journal of Medecineで見られます。abstractは無料で閲覧できますから、どうぞ。
抄録の日本語版は南江堂サイトへ。

お読みいただき、ありがとうございます。あなたのお役に立てましたでしょうか。
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テーマ:医学英語 - ジャンル:学問・文化・芸術

ABSTRACT | 06:21:26 | Trackback(0) | Comments(2)
コメント
Dr. Joyさんこんにちは。

今ちょうど同じ疑問にぶち当たっていたので、タイムリーでした。
なじみのない分野を訳さなければいけないときは、どうしたらいいんでしょうね。
2010-10-08 金 15:54:30 | URL | ヨシダヒロコ [編集]
訳すとなると...
ヨシダさん、コメントありがとうございます。
訳す、となると、ちょっと事情が変わってきますね。今回の私のような「へー、そうなんだー」では済まされないかと思います。わからない部分について、わかるまで調べるほかないのではないでしょうか?英語を日本語に変換する、ということではなく、「訳す」ということだと、その単語の持っている「匂い」みたいな実像を反映させた訳文を持ってくる必要があるんじゃないかと思います。自分の専門分野外であっても医療従事者はある程度、実感としてその単語を感じられるのですが、その業界にいらっしゃらない医療翻訳の方は、知識でもって訳文の裏打ちをされているわけで、その意味でもすごいなあ、といつも思うんですよ。
2010-10-09 土 06:37:40 | URL | Dr. Joy [編集]
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