■このブログ内の引用文について

本ブログは、The New England Journal of Medicine Permission Departmentより、「The New England Journal of Medicine本誌からの文単位での引用に許諾は不要」との見解をいただいた上で、運用しております。更に、「文章を抜き出してサマリーを書いてよい」との文言もいただいております。

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Dr. Joy

Author:Dr. Joy
ごく普通の町でごく普通に医者をやってます。
ごく普通の患者さんたちを相手にしていて、
診察室に入ってくる人が英語をしゃべったりするのは数年に1度あるかないか。
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副詞・接続詞をうまく使う: N Engl J Med 2010;363:1233-44.
日常会話であっても適切な副詞や接続詞を使うのはなかなか難しいものです。ましてや、英文を書くとなると、うまい接続詞を思いついて、ぴたっと使いこなすのは至難の業です。

下記のタイトルをクリックすると抄録が開きます。

A Randomized Study of Endobronchial Valves for Advanced Emphysema (N Engl J Med 2010;363:1233-44.)

今回の「ハテナ起点」は"may"に忍ばせてあるようです。

Endobronchial valves that allow air to escape from a pulmonary lobe but not enter it can induce a reduction in lobar volume that may thereby improve lung function and exercise tolerance in patients with pulmonary hyperinflation related to advanced emphysema. (N Engl J Med 2010;363:1233-44.)

大西泰斗先生によれば「mayの可能性は半々」(ハートで感じる英文法―NHK3か月トピック英会話 (語学シリーズ)、大西泰斗、ポール・マクベイ著)ということですから、その可能性を探るということになります。

では、早速抄録を読んでいきましょう。

BACKGROUND

Endobronchial valves that allow air to escape from a pulmonary lobe but not enter it can induce a reduction in lobar volume that may thereby improve lung function and exercise tolerance in patients with pulmonary hyperinflation related to advanced emphysema. (N Engl J Med 2010;363:1233-44.)

thereby それによって

これは副詞です。この位置でこの語をぴたっと使えるようになりたいものです。

METHODS

We compared the safety and efficacy of endobronchial-valve therapy in patients with heterogeneous emphysema versus standard medical care. (N Engl J Med 2010;363:1233-44.)

これはセットで使うことが多いようです。前回読んだ抄録もそうでしたね。

Efficacy end points were percent changes in the forced expiratory volume in 1 second (FEV1) and the 6-minute walk test on intention-to-treat analysis. (N Engl J Med 2010;363:1233-44.)

肺機能でよく出てくるFEV1もスペルアウトするとこうなります。"in 1 second"の部分をチェック。

RESULTS

Thus, there was a mean between-group difference of 6.8% in the FEV1 (P=0.005). (N Engl J Med 2010;363:1233-44.)

Thus したがって

こういった接続詞を思いつくためには日頃から自分で使ってみることが必要でしょう。

Roughly similar between-group differences were observed for the 6-minute walk test. (N Engl J Med 2010;363:1233-44.)

Roughly おおよそ

CONCLUSIONS

Endobronchial-valve treatment for advanced heterogeneous emphysema induced modest improvements in lung function, exercise tolerance, and symptoms at the cost of more frequent exacerbations of COPD, pneumonia, and hemoptysis after implantation. (N Engl J Med 2010;363:1233-44.)

at the cost of ~を犠牲にして

この語句を境にネガティブな結果を併記しています。結論部分は「結果数値の文章化」型なのですが、この語句には著者らの主観がわずかに含まれているように感じます。

いかがでしたか?メリットもデメリットもある治療、どちらに重点を置いて評価しますか?

NEJMのサイトはThe New England Journal of Medecineで見られます。abstractは無料で閲覧できますから、どうぞ。
抄録の日本語版は南江堂サイトへ。

お読みいただき、ありがとうございます。あなたのお役に立てましたでしょうか。
またのお越しをお待ちいたしております。
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テーマ:医学英語 - ジャンル:学問・文化・芸術

ABSTRACT | 06:22:37 | Trackback(0) | Comments(0)
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