■このブログ内の引用文について

本ブログは、The New England Journal of Medicine Permission Departmentより、「The New England Journal of Medicine本誌からの文単位での引用に許諾は不要」との見解をいただいた上で、運用しております。更に、「文章を抜き出してサマリーを書いてよい」との文言もいただいております。

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Dr. Joy

Author:Dr. Joy
ごく普通の町でごく普通に医者をやってます。
ごく普通の患者さんたちを相手にしていて、
診察室に入ってくる人が英語をしゃべったりするのは数年に1度あるかないか。
そんな私に必要な英語力って何?

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知らない術語がいっぱいあるとき: N Engl J Med 2010;363:1117-27.
医学は日進月歩なので、専門外の領域のことは瞬く間にわからないことだらけになってしまいます。
すべての領域について精通している、というのは理想ではありますが、現実にはなかなかそうもいきません。
NEJMの論文を読んでいても、知らない術語のオンパレードということも... そんなときには、「知らないからわかりませーん」と飛ばすのは簡単ですが、逆に、謙虚に知識を広げるつもりで目を通してみてはどうでしょうか?

下記のタイトルをクリックすると抄録が開きます。

Safety and Efficacy of INCB018424, a JAK1 and JAK2 Inhibitor, in Myelofibrosis (N Engl J Med 2010;363:1117-27.)

今回は「ハテナ起点」は明示されていません。

では、早速抄録を読んでいきましょう。

BACKGROUND

About half of patients with myelofibrosis carry a gain-of-function mutation in the Janus kinase 2 gene (JAK2 V617F) that contributes to the pathophysiology of the disease. (N Engl J Med 2010;363:1117-27.)

a gain-of-function mutation 機能獲得型変異

METHODS

We conducted a phase 1-2 trial of INCB018424 in patients with JAK2 V617F-positive or JAK2 V617F-negative primary myelofibrosis, post–essential thrombocythemia myelofibrosis, or post–polycythemia vera myelofibrosis. (N Engl J Med 2010;363:1117-27.)

広義での研究デザインが述べられています。

RESULTS

We studied additional doses and established that a 15-mg twice-daily starting dose, followed by individualized dose titration, was the most effective and safest dosing regimen. (N Engl J Med 2010;363:1117-27.)

dose titration 用量漸増

Patients with debilitating symptoms, including weight loss, fatigue, night sweats, and pruritus, had rapid improvement. (N Engl J Med 2010;363:1117-27.)

debilitating 衰弱させる

具体的にはincluding以下に述べられています。

Clinical benefits were associated with a marked diminution of levels of circulating inflammatory cytokines that are commonly elevated in myelofibrosis. (N Engl J Med 2010;363:1117-27.)

diminution 減少

CONCLUSIONS

INCB018424 was associated with marked and durable clinical benefits in patients with myelofibrosis for whom no approved therapies existed. (N Engl J Med 2010;363:1117-27.)

締めは結果のまとめです。下線部が実は「ハテナ起点」になるのかもしれませんね。

いかがでしたか?よく知らない領域の論文は確かに「流れに乗って」読むのは難しいです。でも、例えば、ガイドブックを眺めるつもりで、そうなのかー、と読んでみてはどうでしょう。知識が増えていく感触は悪くないですよ。

NEJMのサイトはThe New England Journal of Medecineで見られます。abstractは無料で閲覧できますから、どうぞ。
抄録の日本語版は南江堂サイトへ。

お読みいただき、ありがとうございます。あなたのお役に立てましたでしょうか。
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テーマ:医学英語 - ジャンル:学問・文化・芸術

ABSTRACT | 07:06:03 | Trackback(0) | Comments(0)
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