■このブログ内の引用文について

本ブログは、The New England Journal of Medicine Permission Departmentより、「The New England Journal of Medicine本誌からの文単位での引用に許諾は不要」との見解をいただいた上で、運用しております。更に、「文章を抜き出してサマリーを書いてよい」との文言もいただいております。

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Dr. Joy

Author:Dr. Joy
ごく普通の町でごく普通に医者をやってます。
ごく普通の患者さんたちを相手にしていて、
診察室に入ってくる人が英語をしゃべったりするのは数年に1度あるかないか。
そんな私に必要な英語力って何?

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タイトル・ワードに仕掛けする: N Engl J Med 2010;362:2053-65.
論文のタイトルはそのものずばり、というものから、凝りに凝ったものまで、いろいろです。
今回のタイトル、ちょっとした仕掛けがあるようです。
下記をクリックすると抄録が開きます。

Longer Therapy, Iatrogenic Amenorrhea, and Survival in Early Breast Cance

この3つ(longer therapy, iatrogenic amenorrhea, suvival)の関連や如何に?というところで興味がそそられます。

論文のきっかけとなった「ハテナ起点」はこちら。

The effectiveness of concurrent versus sequential regimens is not known. (N Engl J Med 2010;362:2053-65.)

では、早速、抄録を読んでいきましょう。

BACKGROUND

Chemotherapy regimens that combine anthracyclines and taxanes result in improved disease-free and overall survival among women with operable lymph-node–positive breast cancer. (N Engl J Med 2010;362:2053-65.)

operable 手術可能な
日本語で「オペ」といいますが、そのままableをつければいいのですね、ちょっと意外でした。

METHODS

The primary aims were to examine whether concurrent ACT was more effective than sequential ACT and whether the doxorubicin–docetaxel regimen would be as effective as the concurrent-ACT regimen. (N Engl J Med 2010;362:2053-65.)

一次エンドポイントを述べています。具体的に何をもってeffectiveとするのかは明示されていません。

RESULTS

Overall survival was improved in patients with amenorrhea for 6 months or more across all treatment groups, independently of estrogen-receptor status. (N Engl J Med 2010;362:2053-65.)

ここでやっとamenorrheaが出てきました。この結果をタイトルに持ってきたのですね。

CONCLUSIONS

Amenorrhea was associated with improved survival regardless of the treatment and estrogen-receptor status. (N Engl J Med 2010;362:2053-65.)

治療上は重要な鍵となりそうな結果ですが、一次エンドポイントに設定されていた事項ではありません。ここに焦点を絞った研究が望まれます。

いかがでしたか?amenorrheaとの関連はおそらく著者らにも驚きだったのでしょうね。タイトルに入れたことから推察されます。

NEJMのサイトはThe New England Journal of Medecineで見られます。abstractは無料で閲覧できますから、どうぞ。
抄録の日本語版は南江堂サイトへ。

お読みいただき、ありがとうございます。あなたのお役に立てましたでしょうか。
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テーマ:医学英語 - ジャンル:学問・文化・芸術

ABSTRACT | 08:24:43 | Trackback(0) | Comments(2)
コメント
感謝感謝です
以前、先輩に、論文の英語を勉強したかったらNEJMを読めと言われ、また他の先輩に、論文の英語は、英作文ではなく英借文(表現を真似て単語だけを変える)だと教えられました。駆け出しの頃にこのブログがあれば・・・・とつくづく思います。流し読みだとどうしても覚えられない言い回しが、解説付きでばっちりのっておりますので、論文を書く際の引き出しの増加に役立っております。感謝感謝です。
2010-06-08 火 12:14:54 | URL | Taka [編集]
コメントうれしいです
Takaさま、コメントありがとうございます。お役に立てているようで、とてもうれしいです。コメントをいただくと、励まされた気分になり、また次の記事を書く気力が湧きます。是非またおいでください。そして、ときどき、メッセージをくださいね。
2010-06-09 水 08:27:11 | URL | Dr. Joy [編集]
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