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本ブログは、The New England Journal of Medicine Permission Departmentより、「The New England Journal of Medicine本誌からの文単位での引用に許諾は不要」との見解をいただいた上で、運用しております。更に、「文章を抜き出してサマリーを書いてよい」との文言もいただいております。

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Dr. Joy

Author:Dr. Joy
ごく普通の町でごく普通に医者をやってます。
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大腸内視鏡検査の質的評価指標を検討: N Engl J Med 2010;362:1795-803.
現在においては大腸内視鏡検査で盲腸まで観るのがルーチンですが、その臨床的意義について検討した論文です。
下記のタイトルをクリックすると抄録が開きます。

Quality Indicators for Colonoscopy and the Risk of Interval Cancer

今回の「ハテナ起点」はこちら。

Although rates of detection of adenomatous lesions (tumors or polyps) and cecal intubation are recommended for use as quality indicators for screening colonoscopy, these measurements have not been validated, and their importance remains uncertain. (N Engl J Med 2010;362:1795-801.)

では、抄録を読んでいきましょう。

BACKGROUND

Although rates of detection of adenomatous lesions (tumors or polyps) and cecal intubation are recommended for use as quality indicators for screening colonoscopy, these measurements have not been validated, and their importance remains uncertain. (N Engl J Med 2010;362:1795-801.)

validated 有効性を確認する

腺腫様病変の発見率と盲腸到達率は評価指標になり得るか、という問題提起です。

METHODS

We used a multivariate Cox proportional-hazards regression model to evaluate the influence of quality indicators for colonoscopy on the risk of interval cancer. (N Engl J Med 2010;362:1795-801.)

"interval cancer"って?と思っていると、定義が記載されていました。

Interval cancer was defined as colorectal adenocarcinoma that was diagnosed between the time of screening colonoscopy and the scheduled time of surveillance colonoscopy. (N Engl J Med 2010;362:1795-801.)

Interval cancer was defined as以下に定義内容が記載されています。スクリーニング検査と次回の予定検査との間に見つかった腺癌と定義しています。

RESULTS

The endoscopist's rate of detection of adenomas was significantly associated with the risk of interval colorectal cancer (P=0.008), whereas the rate of cecal intubation was not significantly associated with this risk (P=0.50). (N Engl J Med 2010;362:1795-801.)

盲腸まで到達するかどうかより、内視鏡施行医が「目利き」かどうかが分かれ目、ということでしょうか。「目利き」度によるハザード比は後述されています。

The hazard ratios for adenoma detection rates of less than 11.0%, 11.0 to 14.9%, and 15.0 to 19.9%, as compared with a rate of 20.0% or higher, were 10.94 (95% confidence interval [CI], 1.37 to 87.01), 10.75 (95% CI, 1.36 to 85.06), and 12.50 (95% CI, 1.51 to 103.43), respectively (P=0.02 for all comparisons). (N Engl J Med 2010;362:1795-801.)

CONCLUSIONS

The adenoma detection rate is an independent predictor of the risk of interval colorectal cancer after screening colonoscopy. (N Engl J Med 2010;362:1795-801.)

an independent predictor 独立した予測因子

なかなか興味をそそられる内容です。「眼を鍛えなくては」と肝に銘じます。

NEJMのサイトはThe New England Journal of Medecineで見られます。abstractは無料で閲覧できますから、どうぞ。
抄録の日本語版は南江堂サイトへ。

お読みいただき、ありがとうございます。あなたのお役に立てましたでしょうか。
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テーマ:医学英語 - ジャンル:学問・文化・芸術

ABSTRACT | 06:43:34 | Trackback(0) | Comments(0)
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