■このブログ内の引用文について

本ブログは、The New England Journal of Medicine Permission Departmentより、「The New England Journal of Medicine本誌からの文単位での引用に許諾は不要」との見解をいただいた上で、運用しております。更に、「文章を抜き出してサマリーを書いてよい」との文言もいただいております。

■プロフィール

Dr. Joy

Author:Dr. Joy
ごく普通の町でごく普通に医者をやってます。
ごく普通の患者さんたちを相手にしていて、
診察室に入ってくる人が英語をしゃべったりするのは数年に1度あるかないか。
そんな私に必要な英語力って何?

■最新記事
■最新コメント
■FC2カウンター

■カテゴリ
■リンク
■検索フォーム

■月別アーカイブ
■最新トラックバック
■FC2ブログランキング
■ソーシャルブックマーク

■RSSリンクの表示
■QRコード

QRコード

助動詞を見る: N Engl J Med 2010;362:9-17.
遅くなりましたが、
明けましておめでとうございます。

新年早々、HDDがクラッシュしてしまい、更新が滞ってしまいました。
先日、システムを一新し、気分も新たにまた今年も書いていきます。
よろしくお願いいたします。

本年最初に取り上げるのは、1月7日号のこちらです。
下記のタイトルをクリックすると抄録が開きます。

Preventing Surgical-Site Infections in Nasal Carriers of Staphylococcus aureus (N Engl J Med 2010;362:9-17.)

今回のハテナ起点はこのあたりに潜んでいます。
Decolonization of nasal and extranasal sites on hospital admission may reduce this risk. (N Engl J Med 2010;362:9-17.)

では、抄録を読んでいきましょう。

BACKGROUND

Nasal carriers of Staphylococcus aureus are at increased risk for health care–associated infections with this organism. (N Engl J Med 2010;362:9-17.)

at increased risk 危険が増大する
 riskには"at"を使います。「atは点のイメージ」と、『ハートで感じる英文法』(大西泰斗/ポール・マクベイ、NHK出版)には書かれています。「危険」の持つイメージ(崖っぷちぎりぎり)にatが合うからでしょうか。

Decolonization of nasal and extranasal sites on hospital admission may reduce this risk. (N Engl J Med 2010;362:9-17.)
mayは確率五分五分というイメージでした。ハテナの動機としては十分ですね。

METHODS

In a randomized, double-blind, placebo-controlled, multicenter trial, we assessed whether rapid identification of S. aureus nasal carriers by means of a real-time polymerase-chain-reaction (PCR) assay, followed by treatment with mupirocin nasal ointment and chlorhexidine soap, reduces the risk of hospital-associated S. aureus infection. (N Engl J Med 2010;362:9-17.)
現在形で書かれています。意図的にそうしているのでしょうか?このあたりはわかりません。

RESULTS

The effect of mupirocin–chlorhexidine treatment was most pronounced for deep surgical-site infections (relative risk, 0.21; 95% CI, 0.07 to 0.62). (N Engl J Med 2010;362:9-17.)

pronounced 明白な、著しい
 
CONCLUSIONS

The number of surgical-site S. aureus infections acquired in the hospital can be reduced by rapid screening and decolonizing of nasal carriers of S. aureus on admission. (N Engl J Med 2010;362:9-17.)
BACKGROUNDでは"may"でしたが、ここでは"can"に変わっています。検討の結果、五分五分よりはもうちょっと可能性が低かった、という気持ちの表れでしょうか。

抄録には一次エンドポイントが明示されていませんでした。どのあたりを狙ったスタディだったのか、気になりますね。

NEJMのサイトはThe New England Journal of Medecineで見られます。abstractは無料で閲覧できますから、どうぞ。
抄録の日本語版は南江堂サイトへ。

お読みいただき、ありがとうございます。あなたのお役に立てましたでしょうか。
またのお越しをお待ちいたしております。
ブログランキング参加中。応援の1クリックをお願いします。

にほんブログ村 英語ブログ 洋書・洋楽・映画の英語へ


テーマ:医学英語 - ジャンル:学問・文化・芸術

ABSTRACT | 07:51:05 | Trackback(0) | Comments(0)
コメントの投稿

管理者にだけ表示を許可する

FC2Ad