■このブログ内の引用文について

本ブログは、The New England Journal of Medicine Permission Departmentより、「The New England Journal of Medicine本誌からの文単位での引用に許諾は不要」との見解をいただいた上で、運用しております。更に、「文章を抜き出してサマリーを書いてよい」との文言もいただいております。

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Dr. Joy

Author:Dr. Joy
ごく普通の町でごく普通に医者をやってます。
ごく普通の患者さんたちを相手にしていて、
診察室に入ってくる人が英語をしゃべったりするのは数年に1度あるかないか。
そんな私に必要な英語力って何?

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統計をちょっとかじったあとは: N Engl J Med 2009;361:2113-2122.
統計を少しでも勉強し始めると、論文の読み方も変化してきますね。
読むリズム、というか、メリハリの効いた読み方ができるようになりますね。
自分でもびっくり。
今朝はそれを実感しながら、NEJMを読んでいます。
昨日、新しい号が出ましたので、抄録を読んでいきましょう。
下記のタイトルをクリックすると抄録が開きます。

Extended-Release Niacin or Ezetimibe and Carotid Intima–Media Thickness (N Engl J Med 2009;361:2113-2122.)

今回は「ハテナ起点」(リサーチクエスチョンともいうようですが)ははっきりしませんね。

では、早速、抄録を読みます。

BACKGROUND

Treatment added to statin monotherapy to further modify the lipid profile may include combination therapy to either raise the high-density lipoprotein (HDL) cholesterol level or further lower the low-density lipoprotein (LDL) cholesterol level. (N Engl J Med 2009;361:2113-2122.)
 eitherの位置に注意。toとraiseの間に入っています。

METHODS

The primary end point was the between-group difference in the change from baseline in the mean common carotid intima–media thickness after 14 months. (N Engl J Med 2009;361:2113-2122.)
 これまで気にも留めなかったprimary end pointですが、この論文の最も重要な結果はこの一点だけです。その他の結果は、たとえ、どんな凄い差が出ても、付随的なもの(おまけ的なもの)だと認識しましょう。ここで言うと、「14か月後の総頸動脈内膜中膜平均厚がベースラインからどれくらい変化したか、の群間差」になります。

RESULTS

As compared with ezetimibe, niacin had greater efficacy regarding the change in mean carotid intima–media thickness over 14 months (P=0.003), leading to significant reduction of both mean (P=0.001) and maximal carotid intima–media thickness (P≤0.001 for all comparisons). (N Engl J Med 2009;361:2113-2122.)
 primary end pointの結果はここに書かれています。

Paradoxically, greater reductions in the LDL cholesterol level in association with ezetimibe were significantly associated with an increase in the carotid intima–media thickness (R=–0.31, P<0.001). (N Engl J Med 2009;361:2113-2122.)

Paradoxically 逆説的だが
 著者らの心情がちらっと見える一語ですね。

CONCLUSIONS

This comparative-effectiveness trial shows that the use of extended-release niacin causes a significant regression of carotid intima–media thickness when combined with a statin and that niacin is superior to ezetimibe. (N Engl J Med 2009;361:2113-2122.)
 aを使っているところに注意。

NEJMのサイトはThe New England Journal of Medecineで見られます。abstractは無料で閲覧できますから、どうぞ。
抄録の日本語版は南江堂サイトへ。

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テーマ:医学英語 - ジャンル:学問・文化・芸術

ABSTRACT | 06:13:27 | Trackback(0) | Comments(0)
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