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本ブログは、The New England Journal of Medicine Permission Departmentより、「The New England Journal of Medicine本誌からの文単位での引用に許諾は不要」との見解をいただいた上で、運用しております。更に、「文章を抜き出してサマリーを書いてよい」との文言もいただいております。

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ごく普通の町でごく普通に医者をやってます。
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基本の形: N Engl J Med 2009;361:40-51.
おおよそ論文は「問題提起」「課題設定」「比較結果」「結論」という流れで進んでいきます。
下記のタイトルをクリックすると抄録が開きます。

Renal and Retinal Effects of Enalapril and Losartan in Type 1 Diabetes (N Engl J Med 2009;361:40-51.)

今回のハテナ起点はこちら。
It is unclear whether their progression is slowed by early administration of drugs that block the renin–angiotensin system. (N Engl J Med 2009;361:40-51.)

では早速、抄録を読んでいきましょう。

BACKGROUND

It is unclear whether their progression is slowed by early administration of drugs that block the renin–angiotensin system. (N Engl J Med 2009;361:40-51.)
 定番の「ハテナ表現」です。unclearがunknownのこともありますよね。

METHODS

We conducted a multicenter, controlled trial involving 285 normotensive patients with type 1 diabetes and normoalbuminuria and who were randomly assigned to receive losartan (100 mg daily), enalapril (20 mg daily), or placebo and followed for 5 years. (N Engl J Med 2009;361:40-51.)

conducted 行った
 これもよく使われる動詞です。

The retinopathy end point was a progression on a retinopathy severity scale of two steps or more. (N Engl J Med 2009;361:40-51.)

two steps or more 2段階かそれ以上
 こういう表現が苦もなく出てくるようになりたいです。

RESULTS

As compared with placebo, the odds of retinopathy progression by two steps or more was reduced by 65% with enalapril (odds ratio, 0.35; 95% confidence interval [CI], 0.14 to 0.85) and by 70% with losartan (odds ratio, 0.30; 95% CI, 0.12 to 0.73), independently of changes in blood pressure. (N Engl J Med 2009;361:40-51.)

As compared with placebo プラセボと比較して

CONCLUSIONS

Early blockade of the renin–angiotensin system in patients with type 1 diabetes did not slow nephropathy progression but slowed the progression of retinopathy. (N Engl J Med 2009;361:40-51.)
 個々の薬剤についての評価ではなく、作用機序のところまでさかのぼって結論としています。

いかがでしたか。レニン・アンギオテンシン系と腎との関わりは既知でしたが、網膜とも関連しているのでしょうか。本文を読んでみたくなりました。

NEJMのサイトはThe New England Journal of Medecineで見られます。abstractは無料で閲覧できますから、どうぞ。
抄録の日本語版は南江堂サイトへ。

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テーマ:医学英語 - ジャンル:学問・文化・芸術

ABSTRACT | 06:14:32 | Trackback(0) | Comments(0)
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