■このブログ内の引用文について

本ブログは、The New England Journal of Medicine Permission Departmentより、「The New England Journal of Medicine本誌からの文単位での引用に許諾は不要」との見解をいただいた上で、運用しております。更に、「文章を抜き出してサマリーを書いてよい」との文言もいただいております。

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Dr. Joy

Author:Dr. Joy
ごく普通の町でごく普通に医者をやってます。
ごく普通の患者さんたちを相手にしていて、
診察室に入ってくる人が英語をしゃべったりするのは数年に1度あるかないか。
そんな私に必要な英語力って何?

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1度は振り返る:N Engl J Med 2009;360:961-72.
医学は日進月歩ですから、次々と新しい治療法や技術が試され、結果によってはそれが標準となっていきます。そこで気になるのは、「従前の方法との比較ではどうなのか?」ということ。もちろん、開発当初にはそうした視点からの比較研究が盛んに行われます。重要なのはそのあとでしょう。時間を経た後、長期的な視点から振り返ることは必要な検証です。

The New England Journal of Medicine Mar. 5号掲載の最初の論文では冠動脈再建方法としてのCABGとPCIを比較しています。
下記のタイトルをクリックすると抄録が開きます。

Percutaneous Coronary Intervention versus Coronary-Artery Bypass Grafting for Severe Coronary Artery Disease (N Engl J Med 2009;360:961-72.)

今回の「ハテナ起点」はここ。

Percutaneous coronary intervention (PCI) involving drug-eluting stents is increasingly used to treat complex coronary artery disease, although coronary-artery bypass grafting (CABG) has been the treatment of choice historically. (N Engl J Med 2009;360:961-72.)

では早速、抄録を見ていきましょう。

BACKGROUND

Percutaneous coronary intervention (PCI) involving drug-eluting stents is increasingly used to treat complex coronary artery disease, although coronary-artery bypass grafting (CABG) has been the treatment of choice historically. (N Engl J Med 2009;360:961-72.)

 前半でPCIについて、後半でCABGについて説明し、全体としてこれまでの冠動脈再建法の流れを解説しています。

METHODS

A noninferiority comparison of the two groups was performed for the primary end point ― a major adverse cardiac or cerebrovascular event (i.e., death from any cause, stroke, myocardial infarction, or repeat revascularization) during the 12-month period after randomization. (N Engl J Med 2009;360:961-72.)

A noninferiority comparison of the two groups
 この比較内容についてはダッシュ以下、"a major adverse cardiac or cerebrovascular event (i.e., death from any cause, stroke, myocardial infarction, or repeat revascularization) during the 12-month period after randomization"で説明が加えられています。

RESULTS

... as a result, the criterion for noninferiority was not met. (N Engl J Med 2009;360:961-72.)

 前にもmetについてはguidelineと一緒に出てきました。ここではcriterionとペアになっていて、「定義に合致する」という意味(本文ではnotが入って、合致しなかった、となります)になっています。

CONCLUSIONS

CABG remains the standard of care for patients with three-vessel or left main coronary artery disease, since the use of CABG, as compared with PCI, resulted in lower rates of the combined end point of major adverse cardiac or cerebrovascular events at 1 year. (N Engl J Med 2009;360:961-72.)

 remainを使って、CABGも捨てたものじゃないぞ、と断言しています。

 この結論については、NEJMのウェブ投票でも賛否両論のようです。投票はすでに締め切られていますが、投稿された読者のコメントも読むことができますから、一度、サイトを覗いてみてはいかがですか。また、この論文は全文freeで閲覧できます。

NEJMのサイトはThe New England Journal of Medecineで見られます。abstractは無料で閲覧できますから、どうぞ。

抄録の日本語版は南江堂サイトへ。


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テーマ:医学英語 - ジャンル:学問・文化・芸術

ABSTRACT | 07:53:54 | Trackback(0) | Comments(0)
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