■このブログ内の引用文について

本ブログは、The New England Journal of Medicine Permission Departmentより、「The New England Journal of Medicine本誌からの文単位での引用に許諾は不要」との見解をいただいた上で、運用しております。更に、「文章を抜き出してサマリーを書いてよい」との文言もいただいております。

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Dr. Joy

Author:Dr. Joy
ごく普通の町でごく普通に医者をやってます。
ごく普通の患者さんたちを相手にしていて、
診察室に入ってくる人が英語をしゃべったりするのは数年に1度あるかないか。
そんな私に必要な英語力って何?

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考えたことをきちんと書く:N Engl J Med 2009;360:874-80.
仮説を立てて検証し、その結果から結論を出す、とここまではほとんどの抄録に入っています。でも、更に進めて「考察部分」となると抄録に記載しているものはなかなか見られません。

The New England Journal of Medicine Feb. 26号2番目に掲載の原著論文は腎移植に関する内容です。下記のタイトルをクリックすると抄録が開きます。

C3 Polymorphisms and Allograft Outcome in Renal Transplantation (N Engl J Med 2009;360:874-80.)

今回の「ハテナ起点」はこちら。

The role of two complement component 3 (C3) allotypes, called C3F (fast) and C3S (slow) on the basis of their electrophoretic motility, in the long-term outcome of renal allografts remains controversial. (N Engl J Med 2009;360:874-80.)

では抄録を読んでいきましょう。

BACKGROUND

The role of two complement component 3 (C3) allotypes, called C3F (fast) and C3S (slow) on the basis of their electrophoretic motility, in the long-term outcome of renal allografts remains controversial. (N Engl J Med 2009;360:874-80.)

remains controversial 議論のあるところである
 定番の" remain controversial"です。"remain なんとか"は本当によく出てきますね。

METHODS

Transplants were divided into four groups, according to the recipient and donor genotypes: SS recipient and FS or FF donor (the standard for comparison, since this combination has been reported to have the best outcome), SS recipient and donor, FS or FF recipient and SS donor, and FS or FF recipient and donor. (N Engl J Med 2009;360:874-80.)

the standard for comparison 比較のための基準

RESULTS

Baseline characteristics of the four transplant groups were similar. (N Engl J Med 2009;360:874-80.)

characteristics 特徴
 日本語で考えると抽象名詞のようなイメージがあって複数形にできるかどうか迷いますが、英語では数えられる名詞です。

CONCLUSIONS

Our results suggest that transplantation of FS or FF kidneys to SS recipients is not advantageous, possibly because chronic allograft nephropathy is a multifaceted disease involving the interplay of many biologic pathways. (N Engl J Med 2009;360:874-80.)

 下線部で結論に対する考察が述べられています。このあたり、BACKGROUNDにcontroversialを使った流れかもしれませんね。

いかがでしょうか。こんな形で抄録に考察を滑り込ませることができるのですね。

NEJMのサイトはThe New England Journal of Medecineで見られます。abstractは無料で閲覧できますから、どうぞ。

抄録の日本語版は南江堂サイトへ。


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テーマ:医学英語 - ジャンル:学問・文化・芸術

ABSTRACT | 07:05:28 | Trackback(0) | Comments(0)
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