■このブログ内の引用文について

本ブログは、The New England Journal of Medicine Permission Departmentより、「The New England Journal of Medicine本誌からの文単位での引用に許諾は不要」との見解をいただいた上で、運用しております。更に、「文章を抜き出してサマリーを書いてよい」との文言もいただいております。

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Dr. Joy

Author:Dr. Joy
ごく普通の町でごく普通に医者をやってます。
ごく普通の患者さんたちを相手にしていて、
診察室に入ってくる人が英語をしゃべったりするのは数年に1度あるかないか。
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ウイルスは無冠詞:N Engl J Med 2009;360:588-98.
The New England Journal of Medicine Feb.5, 2009号掲載3番目の原著論文はRSウイルス感染に関する内容です。
下記のタイトルをクリックすると抄録が開きます。

The Burden of Respiratory Syncytial Virus Infection in Young Children (N Engl J Med 2009;360:588-98.)

今回の「ハテナ起点」はここ。

... but the total burden of RSV infection among young children remains poorly defined. (N Engl J Med 2009;360:588-98.)

早速、抄録本文を読んでいきましょう。

BACKGROUND

The primary role of respiratory syncytial virus (RSV) in causing infant hospitalizations is well recognized, but the total burden of RSV infection among young children remains poorly defined. (N Engl J Med 2009;360:588-98.)

remains poorly defined
 新しい「ハテナ表現」です。poorly definedはunknownでも言い換えられそうです。

METHODS

RSV was detected by culture and reverse-transcriptase polymerase chain reaction. (N Engl J Med 2009;360:588-98.)

RSV RSウイルス
 略記だからというのもありますが、フルスペルrespiratory syncytial virusとしても冠詞がつかないのは、盲点でした。固有名詞だからでしょうか。

RESULTS

Most of the children had no coexisting illnesses. (N Engl J Med 2009;360:588-98.)

coexisting illnesses 併存する疾患

CONCLUSIONS

Most children with RSV infection were previously healthy, suggesting that control strategies targeting only high-risk children will have a limited effect on the total disease burden of RSV infection. (N Engl J Med 2009;360:588-98.)

suggesting以下に著者らの主張が記されています。今回の検討で得られた結果から導いた結論ですね。

 いかがでしたか。基本的なスタイルを踏んで書かれた抄録でしたね。

NEJMのサイトはThe New England Journal of Medecineで見られます。abstractは無料で閲覧できますから、どうぞ。

抄録の日本語版は南江堂サイトへ。


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テーマ:医学英語 - ジャンル:学問・文化・芸術

ABSTRACT | 06:23:27 | Trackback(0) | Comments(2)
コメント
RSウイルスは大人にとっては問題ないウイルスですが、生後1年未満にかかるとその後、気管支喘息を発症しやすいという研究結果もありますよね。
ワクチンがあるようですがハイリスク乳幼児のみ対象のようです。
今回の研究結果からみてもやむを得ないのでしょうか・・・
2009-02-10 火 13:18:32 | URL | azusa [編集]
RSVワクチンについて
azusa先生、コメントありがとうございます。
私は主として大人を扱っているせいか、RSVについては知識がなかったのですが、先生のお話からすると、実は怖いウイルスなのですね。勉強になります。
発生頻度を高いとするか低いとするかはかなり主観的な領域ですが、それでも「まれ」という区分にははいりそうにはないので、やはりハイリスクのみでなく、全乳幼児を対象にワクチンを実施するべきではないかと思います。
2009-02-11 水 06:24:41 | URL | Dr.Joy [編集]
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