■このブログ内の引用文について

本ブログは、The New England Journal of Medicine Permission Departmentより、「The New England Journal of Medicine本誌からの文単位での引用に許諾は不要」との見解をいただいた上で、運用しております。更に、「文章を抜き出してサマリーを書いてよい」との文言もいただいております。

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Dr. Joy

Author:Dr. Joy
ごく普通の町でごく普通に医者をやってます。
ごく普通の患者さんたちを相手にしていて、
診察室に入ってくる人が英語をしゃべったりするのは数年に1度あるかないか。
そんな私に必要な英語力って何?

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versusを使う: N Engl J Med 2009;360:7-19.
明けましておめでとうございます。
新年早々、The New England Journal of Medicine最新号が発刊されました。
今年も一緒に読んでいきましょう。よろしくお願い申し上げます。

NEJM 1月1日号最初の原著論文は腎移植に関する内容です。
下記のタイトルをクリックすると抄録が開きます。

Machine Perfusion or Cold Storage in Deceased-Donor Kidney Transplantation (N Engl J Med 2009;360:7-19.)

今回の「起点となったわからないこと」はこれ。

Hypothermic machine perfusion may improve outcomes after transplantation, but few sufficiently powered prospective studies have addressed this possibility.(N Engl J Med 2009;360:7-19.)

では早速読んでいきましょう。

BACKGROUND

Static cold storage is generally used to preserve kidney allografts from deceased donors.(N Engl J Med 2009;360:7-19.)

Static cold storage 静的な冷却保存
 後に出てくる"hypothermic machine perfusion"が動的な冷却保存とすると、こちらは「静かに(浸漬して)保存している状態」を指します。
deceased 死去した
 
Hypothermic machine perfusion may improve outcomes after transplantation, (N Engl J Med 2009;360:7-19.)

 mayが使われていますので、確率は半々というところを考えているようですね。ここが著者らの想定する仮説です。

METHODS

In this international randomized, controlled trial, we randomly assigned one kidney from 336 consecutive deceased donors to machine perfusion and the other to cold storage.(N Engl J Med 2009;360:7-19.)

consecutive 連続した
one kidney ,,, and the other ,,,
 1対の腎を1個ずつ分けて割り付けたということです。

RESULTS

Delayed graft function developed in 70 patients in the machine-perfusion group versus 89 in the cold-storage group (adjusted odds ratio, 0.57; P=0.01).(N Engl J Med 2009;360:7-19.)

versus ~に対し
 2群の結果比較をversusをうまく使って記載しています。読んでわかりやすいですね。

CONCLUSIONS

Hypothermic machine perfusion was associated with a reduced risk of delayed graft function and improved graft survival in the first year after transplantation.(N Engl J Med 2009;360:7-19.)

was associated with ~と関連していた

 仮説は無事証明されました。著者らが何故このような仮説を立てたか、については本文の冒頭に述べられています。抄録にはそのあたり記載されていないのが、いかにも抄録らしいといえば抄録らしいです。(本文を読んでみる気を誘いますものね。)

NEJMのサイトはThe New England Journal of Medecineで見られます。abstractは無料で閲覧できますから、どうぞ。
抄録の日本語版は南江堂サイトへ。

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昨年の9月から始めたこのブログですが、無事、年を越すことができました。
これも見に来てくださる方の応援あってのことです。
本当にありがとうございます。
今年も、みなさんのお役に、ちょこっとでも立てるよう、しっかり勉強して記事を書きます。
コメント、感想、いつでもお待ちしております。
みなさんの1年が幸せに満ちたものとなりますよう、心よりお祈り申し上げます。

テーマ:医学英語 - ジャンル:学問・文化・芸術

ABSTRACT | 12:26:49 | Trackback(0) | Comments(2)
コメント
あけましておめでとうございます
Dr Joy先生
あけましておめでとうございます。
関節鏡のファンタジスタです。先生のブログ 大変勉強になります。
今年もどうぞよろしくお願いいたします。
応援クリック もちろんしました(笑)
2009-01-02 金 23:25:19 | URL | 関節鏡のファンタジスタ [編集]
謹賀新年
関節鏡のファンタジスタ先生、明けましておめでとうございます。
こちらこそ、今年もどうぞよろしくお願いいたします。

年明け早々、応援クリックありがとうございます。v-410
本当に励みになります。
こうしてコメントをいただくと、元気百倍です。

先生のますますのご活躍をお祈りいたします。
ぜひまた、おいでくださいね。
2009-01-03 土 15:22:28 | URL | Dr.Joy [編集]
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