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本ブログは、The New England Journal of Medicine Permission Departmentより、「The New England Journal of Medicine本誌からの文単位での引用に許諾は不要」との見解をいただいた上で、運用しております。更に、「文章を抜き出してサマリーを書いてよい」との文言もいただいております。

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Dr. Joy

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ごく普通の町でごく普通に医者をやってます。
ごく普通の患者さんたちを相手にしていて、
診察室に入ってくる人が英語をしゃべったりするのは数年に1度あるかないか。
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December 11, 2008 vol.359 No24 (2545-57.)
The New England Journal of Medicine 12月11日号掲載の原著論文抄録を読んでいきましょう。3番目の論文もマラリア関連です。今回はもしかして、「マラリア大特集号」なのでしょうか。
下記のタイトルをクリックすると抄録が開きます。

A Trial of Combination Antimalarial Therapies in Children from Papua New Guinea (N Engl J Med 2008;359:2545-57.)

今回の注目表現はこちら。

The rate of adequate clinical and parasitologic response for P. vivax in the dihydroartemisinin–piperaquine group (69.4%) was more than twice that in each of the other three treatment groups. (N Engl J Med 2008;359:2545-57.)

では抄録本文へ参りましょう。

BACKGROUND

Malaria control is difficult where there is intense year-round transmission of multiple plasmodium species, such as in Papua New Guinea. (N Engl J Med 2008;359:2545-57.)

year-round 通年の
 年間を通じて感染が発生している、ということです。パプアニューギニアの地理的位置を考えると、そうでしょうね。

METHODS

The primary end point was the rate of adequate clinical and parasitologic response at day 42 after the start of treatment with regard to Plasmodium falciparum, after correction for reinfections identified through polymerase-chain-reaction (PCR) genotyping of polymorphic loci in parasite DNA. (N Engl J Med 2008;359:2545-57.)

with regard to ~に関しては
 
RESULTS

The rate of adequate clinical and parasitologic response for P. vivax in the dihydroartemisinin–piperaquine group (69.4%) was more than twice that in each of the other three treatment groups. (N Engl J Med 2008;359:2545-57.)

more than twice 2倍以上
 数字(数学)関係って盲点です。that以下の2倍以上、と言っています。

CONCLUSIONS

The most effective regimens were artemether–lumefantrine against P. falciparum and dihydroartemisinin–piperaquine against P. vivax. (N Engl J Med 2008;359:2545-57.)

このように奇をてらわず、結論をごく素直に並べて書く、というのもありです。抄録の書き出しも

Malaria control is difficult ...(N Engl J Med 2008;359:2545-57.)

とシンプルでしたから、こういう書きぶりの著者なのかもしれません。

先の2つはワクチン、これは治療法についての論文でした。薬剤耐性マラリア原虫も深刻な問題ですから、こちらのアプローチも実を結ぶことを期待しています。

NEJMのサイトはThe New England Journal of Medecineで見られます。abstractは無料で閲覧できますから、どうぞ。
抄録の日本語版は南江堂サイトへ。

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テーマ:医学英語 - ジャンル:学問・文化・芸術

ABSTRACT | 06:00:01 | Trackback(0) | Comments(0)
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