■このブログ内の引用文について

本ブログは、The New England Journal of Medicine Permission Departmentより、「The New England Journal of Medicine本誌からの文単位での引用に許諾は不要」との見解をいただいた上で、運用しております。更に、「文章を抜き出してサマリーを書いてよい」との文言もいただいております。

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Dr. Joy

Author:Dr. Joy
ごく普通の町でごく普通に医者をやってます。
ごく普通の患者さんたちを相手にしていて、
診察室に入ってくる人が英語をしゃべったりするのは数年に1度あるかないか。
そんな私に必要な英語力って何?

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論文掲載時に他界している場合:N Engl J Med 2014;370:412-20.
かつて、ドラマで、「病中の主人公が最後の気力で論文を書き上げて、力尽きる。」というシーンを見たことがあります。自分で論文を投稿した経験があればわかりますが、「そこで力尽きちゃったら、そこから始まる査読者との闘いをどうするのよ?」という疑問が.....

Romosozumab in Postmenopausal Women with Low Bone Mineral Density

今回の論文は、co-authorのお一人がご他界なさっているようで、WEB版ではArticleの最後に、このように表記されています。

Steven Boonen, M.D., Ph.D., is deceased. (N Engl J Med 2014;370:412-20.)

R.I.P.

では、Abstractを読んでいきましょう。
今回のものには「はてな起点」はありませんね。

BACKGROUND

Sclerostin is an osteocyte-derived inhibitor of osteoblast activity. (N Engl J Med 2014;370:412-20.)

門外漢であっても理解できるように、導入部にこれから扱う中心素材の解説を置いています。

METHODS

The primary end point was the percentage change from baseline in bone mineral density at the lumbar spine at 12 months. (N Engl J Med 2014;370:412-20.)

Abstractと言えども、必ず押さえておくのは"primary end point"です。Methodsに入ったら、まずはこれを目で探します。
(プリントアウトを持っていれば、下線引きとかマーカー引きをしておくことをオススメします。)

RESULTS

All dose levels of romosozumab were associated with significant increases in bone mineral density at the lumbar spine, including an increase of 11.3% with the 210-mg monthly dose, as compared with a decrease of 0.1% with placebo and increases of 4.1% with alendronate and 7.1% with teriparatide. (N Engl J Med 2014;370:412-20.)

"be associated with" (相関が見られた)、"as compared with" (と比較して)といった定番表現が使われていますね。

CONCLUSIONS

In postmenopausal women with low bone mass, romosozumab was associated with increased bone mineral density and bone formation and with decreased bone resorption. (N Engl J Med 2014;370:412-20.)

さりげなく、対になっておりますね。

「命短し、恋せよ乙女」ではありませんが、健康には十分気をつけて、日々精進しましょう。

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ABSTRACT | 20:55:34 | Trackback(0) | Comments(1)
幼稚園から肥満対策を: N Engl J Med 2014;370:403-11.
思い出したようにメディアに取り上げられる「子どもの肥満問題」ですが、NEJMで米国における小児肥満が取り上げられています。

Incidence of Childhood Obesity in the United States

(和訳はこちら

まずは今回の「はてな起点」から。

Although the increased prevalence of childhood obesity in the United States has been documented, little is known about its incidence. (N Engl J Med 2014:370;403-11.)

毎度おなじみ"unknown"文ですね(ここでは、little is knownになっていますが)。
論文の頭を"Although"で始めています。読者の関心を一気に引きつけよう、という作戦ですね。

では、Abstructを読んでいきましょう。

BACKGROUND

We report here on the national incidence of obesity among elementary-school children. (N Engl J Med 2014:370;403-11.)

主語がWeであること、reportが現在形であること、さりげなく、しかし意図的にhereが入っていることにチェックを入れておきましょう。

METHODS

Of the 7738 participants, 6807 were not obese at baseline; these participants were followed for 50,396 person-years. (N Engl J Med 2014:370;403-11.)

日頃からこういう文を読んでいないと、いざというときに、"Of"で文を始める気にならないかも。

RESULTS

When the children entered kindergarten (mean age, 5.6 years), 12.4% were obese and another 14.9% were overweight; in eighth grade (mean age, 14.1 years), 20.8% were obese and 17.0% were overweight. (N Engl J Med 2014:370;403-11.)

ここの"another"も、なかなか、自分では入らないですね。チェック。

CONCLUSIONS

Incident obesity between the ages of 5 and 14 years was more likely to have occurred at younger ages, primarily among children who had entered kindergarten overweight. (N Engl J Med 2014:370;403-11.)

平易な"be likely to"ですが、こういう締めの文でさらりと使えるようになりたいです。

いかがでしたか?この報告では、幼稚園児の結構な割合で肥満ないし肥満傾向にあるとしています。Absructでは、その原因にまでは言及してませんが、興味あるところです。


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ABSTRACT | 18:00:00 | Trackback(0) | Comments(0)

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