■このブログ内の引用文について

本ブログは、The New England Journal of Medicine Permission Departmentより、「The New England Journal of Medicine本誌からの文単位での引用に許諾は不要」との見解をいただいた上で、運用しております。更に、「文章を抜き出してサマリーを書いてよい」との文言もいただいております。

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Dr. Joy

Author:Dr. Joy
ごく普通の町でごく普通に医者をやってます。
ごく普通の患者さんたちを相手にしていて、
診察室に入ってくる人が英語をしゃべったりするのは数年に1度あるかないか。
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光る1文を拾う:N Engl J Med 2013;369:1587-97.
The New England Journal of Medicine (NEJM)のAbstractは、内容の充実度もさることながら、英文それ自体も読む価値のあるものとなっています。

今日はOct.24, 2013号の最初のOriginal Articleを読んでみます。

Thrombus Aspiration during ST-Segment Elevation Myocardial Infarction (N Engl J Med 2013;369:1587-97.)

今回の「さすが!文」

No patients were lost to follow-up. (N Engl J MED 2013;369:1587-97.)

「さすがNEJM掲載だけある!」という文を「さすが!文」と呼ぶことにしました。

脱落なく全例フォローできました、という内容の一文です。さらっと書かれていますが、なかなかこうは書けないんですよね。さすが。

お約束の「はてな起点」はこちら。

The clinical effect of routine intracoronary thrombus aspiration before primary percutaneous coronary intervention (PCI) in patients with ST-segment elevation myocardial infarction (STEMI) is uncertain. (N Engl J MED 2013;369:1587-97.)

では、Abstractを読んでいきましょう。

BACKGROUND

We aimed to evaluate whether thrombus aspiration reduces mortality. (N Engl J MED 2013;369:1587-97.)

見落としがちですが、ここ、現在形になってますよ。結構、(恒久的な結果を)狙ってるなって感じがしますね。

METHODS

The primary end point was all-cause mortality at 30 days. (N Engl J MED 2013;369:1587-97.)

そもそもAbstractに不要な部分はないのですが、もしどうしてもこのパラグラフで1文だけしか読めないとしたら、読むのはここしかありません。なにはなくとも、PE (primary end point)です。

RESULTS

Death from any cause occurred in 2.8% of the patients in the thrombus-aspiration group (103 of 3621), as compared with 3.0% in the PCI-only group (110 of 3623) (hazard ratio, 0.94; 95% confidence interval [CI], 0.72 to 1.22; P=0.63). (N Engl J MED 2013;369:1587-97.)

PEの結果がここに記されています。括弧内は読み飛ばしがちですが、結果数値の評価にはここのhazard ratioと95% CIは最も大切。

CONCLUSIONS

Routine thrombus aspiration before PCI as compared with PCI alone did not reduce 30-day mortality among patients with STEMI. (N Engl J MED 2013;369:1587-97.)

上記の結果数値を文章で書くとこうなります。

この結論からすると、STEMIの治療としてPCIは必要十分であるということになりますね。処置具や技術の進歩により治療法として他の追随を許さないレベルにまで達していると考えていいのでしょうか。

NEJMのサイトはThe New England Journal of Medecineで見られます。abstractは無料で閲覧できますから、どうぞ。

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テーマ:医学英語 - ジャンル:学問・文化・芸術

ABSTRACT | 18:00:00 | Trackback(0) | Comments(0)

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