■このブログ内の引用文について

本ブログは、The New England Journal of Medicine Permission Departmentより、「The New England Journal of Medicine本誌からの文単位での引用に許諾は不要」との見解をいただいた上で、運用しております。更に、「文章を抜き出してサマリーを書いてよい」との文言もいただいております。

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Dr. Joy

Author:Dr. Joy
ごく普通の町でごく普通に医者をやってます。
ごく普通の患者さんたちを相手にしていて、
診察室に入ってくる人が英語をしゃべったりするのは数年に1度あるかないか。
そんな私に必要な英語力って何?

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糖尿病は万病のもと: N Engl J Med 2011;364(9):829-41.
風邪は万病のもと、などと言いますが、糖尿病も、心血管系疾患はいうにおよばず、ありとあらゆる病気を連れてくるなあ、と漠然と感じていました。
それをきちんと検証したのがこの報告です。

下記のタイトルをクリックするとアブストラクトが開きます。

Diabetes Mellitus, Fasting Glucose, and Risk of Cause-Specific Death (N Engl J Med 2011;364:829-41.)

今回は「ハテナ起点」がばっちり書かれています。

The extent to which diabetes mellitus or hyperglycemia is related to risk of death from cancer or other nonvascular conditions is uncertain. (N Engl J Med 2011;364:829-41.)

定番の"is uncertain"タイプですね。

では早速、アブストラクトを読んでいきましょう。

BACKGROUND

The extent to which diabetes mellitus or hyperglycemia is related to risk of death from cancer or other nonvascular conditions is uncertain. (N Engl J Med 2011;364:829-41.)

主部が長いですが、文型は単純ですよ。

METHODS

We calculated hazard ratios for cause-specific death, according to baseline diabetes status or fasting glucose level, from individual-participant data on 123,205 deaths among 820,900 people in 97 prospective studies. (N Engl J Med 2011;364:829-41.)

この研究のリソースについて説明があります。97の前向き研究とあります。信頼度が上がりますね。

RESULTS

After adjustment for age, sex, smoking status, and body-mass index, hazard ratios among persons with diabetes as compared with persons without diabetes were as follows: 1.80 (95% confidence interval [CI], 1.71 to 1.90) for death from any cause, 1.25 (95% CI, 1.19 to 1.31) for death from cancer, 2.32 (95% CI, 2.11 to 2.56) for death from vascular causes, and 1.73 (95% CI, 1.62 to 1.85) for death from other causes. (N Engl J Med 2011;364:829-41.)

いずれもハザード比が1を越えていて、しかも95%CIに1が含まれていません。

CONCLUSIONS

In addition to vascular disease, diabetes is associated with substantial premature death from several cancers, infectious diseases, external causes, intentional self-harm, and degenerative disorders, independent of several major risk factors. (N Engl J Med 2011;364:829-41.)

心血管系疾患以外の疾病についても早期死亡と相関があるという結論になりました。

いかがでしたか?臨床での感触を裏付けるデータとなりました。意義のある内容なので、積極的に患者さんに情報提供できればと思います。

NEJMのサイトはThe New England Journal of Medecineで見られます。abstractは無料で閲覧できますから、どうぞ。

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テーマ:医学英語 - ジャンル:学問・文化・芸術

ABSTRACT | 06:06:24 | Trackback(0) | Comments(0)

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