■このブログ内の引用文について

本ブログは、The New England Journal of Medicine Permission Departmentより、「The New England Journal of Medicine本誌からの文単位での引用に許諾は不要」との見解をいただいた上で、運用しております。更に、「文章を抜き出してサマリーを書いてよい」との文言もいただいております。

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Dr. Joy

Author:Dr. Joy
ごく普通の町でごく普通に医者をやってます。
ごく普通の患者さんたちを相手にしていて、
診察室に入ってくる人が英語をしゃべったりするのは数年に1度あるかないか。
そんな私に必要な英語力って何?

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アジアの人々の場合では: N Engl J Med 2011;364(8):719-29.
種差、性差、経済環境差... いろいろな差に着目すると、そこに「ハテナ起点」の芽が見つかります。
今回は、「アジア」に注目した研究です。

下記のタイトルをクリックするとアブストラクトが開きます。

Association between Body-Mass Index and Risk of Death in More Than 1 Million Asians (N Engl J Med 2011;364:719-29.)

今回は「ハテナ起点(論文のきっかけ)」は明記されてはいませんが、このあたりに気配が感じられます。

Most studies that have evaluated the association between the body-mass index (BMI) and the risks of death from any cause and from specific causes have been conducted in populations of European origin. (N Engl J Med 2011;364:719-29.)

では早速、アブストラクトを読んでいきましょう。

BACKGROUND

Most studies that have evaluated the association between the body-mass index (BMI) and the risks of death from any cause and from specific causes have been conducted in populations of European origin. (N Engl J Med 2011;364:719-29.)

一文で全て表現しています。主部が長いのですが、骨組みは下線部のみです。

METHODS

We performed pooled analyses to evaluate the association between BMI and the risk of death among more than 1.1 million persons recruited in 19 cohorts in Asia. (N Engl J Med 2011;364:719-29.)

アジアの19コホートを対象とした、観察研究です。

RESULTS

In the cohorts of East Asians, including Chinese, Japanese, and Koreans, the lowest risk of death was seen among persons with a BMI (the weight in kilograms divided by the square of the height in meters) in the range of 22.6 to 27.5. (N Engl J Med 2011;364:719-29.)

東アジアでの結果です。BMI 22.6-27.5という結果は、アジアでも教科書通りということでしょうか。

In the cohorts comprising Indians and Bangladeshis, the risks of death from any cause and from causes other than cancer or cardiovascular disease were increased among persons with a BMI of 20.0 or less, as compared with those with a BMI of 22.6 to 25.0, whereas there was no excess risk of either death from any cause or cause-specific death associated with a high BMI. (N Engl J Med 2011;364:719-29.)

コントラストがばっちり決まるように、うまくwhereasが使われています。インドやバングラデシュでは高BMIによる死亡リスク超過は見られなかった、というのは示唆的です。

CONCLUSIONS

Underweight was associated with a substantially increased risk of death in all Asian populations. (N Engl J Med 2011;364:719-29.)

低体重について警鐘を鳴らした結語となっていますね。

いかがでしたか?BMIというと、日本ではメタボリック症候群と共に語られることの多い事項ですが、グローバルにみるとやはり、低体重をきたす経済状況(貧困等)に目が向けられているのだということがわかりました。

NEJMのサイトはThe New England Journal of Medecineで見られます。abstractは無料で閲覧できますから、どうぞ。

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テーマ:医学英語 - ジャンル:学問・文化・芸術

ABSTRACT | 06:12:36 | Trackback(0) | Comments(0)

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