■このブログ内の引用文について

本ブログは、The New England Journal of Medicine Permission Departmentより、「The New England Journal of Medicine本誌からの文単位での引用に許諾は不要」との見解をいただいた上で、運用しております。更に、「文章を抜き出してサマリーを書いてよい」との文言もいただいております。

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Dr. Joy

Author:Dr. Joy
ごく普通の町でごく普通に医者をやってます。
ごく普通の患者さんたちを相手にしていて、
診察室に入ってくる人が英語をしゃべったりするのは数年に1度あるかないか。
そんな私に必要な英語力って何?

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タイムトラベラーな一編: N Engl J Med 2011;364(1):43-50.
The New England Journal of Medicineの年頭号にはときとして壮大な一編が掲載されます。
今年はこれです。

AIP Mutation in Pituitary Adenomas in the 18th Century and Today (N Engl J Med 2011;364:43-50.)

タイトルからして遠大ですね。

短報なので、順に読んでいきましょう。

Gigantism results when a growth hormone–secreting pituitary adenoma is present before epiphyseal fusion. (N Engl J Med 2011;364:43-50.)

書き出しからばーんときています。これだけで、おおっ!と興味をひかれますね。しかも動詞が自動詞なので、力強い感じを与えています。

In 1909, when Harvey Cushing examined the skeleton of an Irish patient who lived from 1761 to 1783,1-3 he noted an enlarged pituitary fossa. (N Engl J Med 2011;364:43-50.)

歴史的事項へ話はさかのぼります。余談ですが、これは国試で覚えた「トルコ鞍」の変化の話ですね。懐かしい...

We extracted DNA from the patient's teeth and identified a germline mutation in the aryl hydrocarbon–interacting protein gene (AIP). (N Engl J Med 2011;364:43-50.)

患者さんの歯が残っていたと言うことでしょうか。ジェラシック・パークを彷彿とさせますが、今や、「当たり前の手法」なのかもしれませんね。

Four contemporary Northern Irish families who presented with gigantism, acromegaly, or prolactinoma have the same mutation and haplotype associated with the mutated gene. (N Engl J Med 2011;364:43-50.)

こちらは、現在の罹患家族の話ですね。

Using coalescent theory, we infer that these persons share a common ancestor who lived about 57 to 66 generations earlier. (N Engl J Med 2011;364:43-50.)

infer 推論する

まさに時空を越えて、ご先祖様とつながった一編でした。こういうSFっぽいことも、もはや実現可能となっている事実に驚きました。

NEJMのサイトはThe New England Journal of Medecineで見られます。abstractは無料で閲覧できますから、どうぞ。

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テーマ:医学英語 - ジャンル:学問・文化・芸術

ABSTRACT | 07:00:00 | Trackback(0) | Comments(0)

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