■このブログ内の引用文について

本ブログは、The New England Journal of Medicine Permission Departmentより、「The New England Journal of Medicine本誌からの文単位での引用に許諾は不要」との見解をいただいた上で、運用しております。更に、「文章を抜き出してサマリーを書いてよい」との文言もいただいております。

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Dr. Joy

Author:Dr. Joy
ごく普通の町でごく普通に医者をやってます。
ごく普通の患者さんたちを相手にしていて、
診察室に入ってくる人が英語をしゃべったりするのは数年に1度あるかないか。
そんな私に必要な英語力って何?

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振り返ったらまとめる: N Engl J Med 2010;363:2091-101.
もうあと数日で12月になります。
この時期になると、今年一年を振り返り、さらにこれまで過ごしてきた年月を思い出し、「思えばよくぞここまで」といった感にとらわれることが多くなります。

下記のタイトルをクリックすると抄録が開きます。

Reduced Mortality after Allogeneic Hematopoietic-Cell Transplantation (N Engl J Med 2010;363:2091-101.)

今回は「ハテナ起点」は明示されていません。

では、早速抄録を読んでいきましょう。

BACKGROUND

Over the past decade, advances have been made in the care of patients undergoing transplantation. (N Engl J Med 2010;363:2091-101.)

decade 10年間

Over the past decadeで、「過去10年にわたり」ということです。10年一区切り、という感じですね。

METHODS

We analyzed overall mortality, mortality not preceded by relapse, recurrent malignant conditions, and the frequency and severity of major complications of transplantation, including graft-versus-host disease (GVHD) and hepatic, renal, pulmonary, and infectious complications, among 1418 patients who received their first allogeneic transplants at our center in Seattle in the period from 1993 through 1997 and among 1148 patients who received their first allogeneic transplants in the period from 2003 through 2007. (N Engl J Med 2010;363:2091-101.)

in the period from 1993 through 1997 1993年から1997年までの期間
in the period from 2003 through 2007 2003年から2007年までの期間

この両者の比較をするというわけです。1990年代とその10年後の2000年代を比べることが、"the past decade"と呼応していますね。

RESULTS

In the 2003–2007 period, as compared with the 1993–1997 period, we observed significant decreases in mortality not preceded by relapse, both at day 200 (by 60%) and overall (by 52%), the rate of relapse or progression of a malignant condition (by 21%), and overall mortality (by 41%), after adjustment for components of the PAM score. (N Engl J Med 2010;363:2091-101.)

In the 2003–2007 period 2003年–2007年の期間
the 1993–1997 period 1993年–1997年の期間

METHODSで取り上げた期間の表現は上記のように言い換えられてきます。ちなみに、"–"はエヌダッシュ(半角ダッシュ)ですよ。よーく見てみましょう。
エヌダッシュ?という方は、こちらの記事をご参照ください。なお、エムダッシュは長い横棒で全角ダッシュ、エヌダッシュは短い横棒で半角ダッシュといいます。
エムダッシュ em dashの使い方: N Engl J Med 2010;363:147-55.

CONCLUSIONS

We found a substantial reduction in the hazard of death related to allogeneic hematopoietic-cell transplantation, as well as increased long-term survival, over the past decade. (N Engl J Med 2010;363:2091-101.)

最初に出てきたover the past decadeがもう一度出てきて、アブストラクトを締めています。

いかがでしたか?「昔はね-、助からなかったんだよ」などと懐古的に口にしたら、すぐに、こうしてきちんと論文にまとめておくことが肝要だなあ、と反省しました。

NEJMのサイトはThe New England Journal of Medecineで見られます。abstractは無料で閲覧できますから、どうぞ。
抄録の日本語版は南江堂サイトへ。

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ABSTRACT | 07:06:23 | Trackback(0) | Comments(0)
NEJM Podcasting:Nov. 18, 2010.
今週号のNEJMオーディオサマリーを聞いてみましょう。
全部聞くと20分余りかかりますが、冒頭のヘッドラインなら1分少々です。
おまけに、この冒頭部分に限ってNEJMのサイトにスクリプトも掲載されていますから、聞き取りやすいでしょう。

オーディオサマリーは、NEJMのサイトのトップにあるバナーから聞くことができます。

iTunes Storeからpodcastingでも配信されています。

では、いつものように冒頭部分を聞き取ってみます。
スクリプトと異なって読まれている部分は赤字で示します。

Welcome to the New England Journal of Medicine audio summary for the week This summary covers the issue of November 18, 2010. I'm Dr Michael Bierrer. This week's issue features Featured are articles on the potentiation of CFTR in cystic fibrosis, kidney transplantation in patients with HIV, n–3 fatty acids and cardiovascular events, medical malpractice liability and EHRs, and diabetic nephropathy and the podocyte; review articles on bisphosphonates for osteoporosis and on influenza vaccines for the future; a case report of a man with cough, hypoxemia, and rash; and Perspective articles on a flood of opioids and a rising tide of deaths: on regulating opioid use in Washington state, on geographic variation in the quality of prescribing, and on suspending ethical medical practice.

いかがでしたか?今回はほぼ、スクリプト通りでした。

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PODCAST | 06:36:41 | Trackback(0) | Comments(2)
毎日マーガリン、の効果は?: N Engl J Med 2010;363:2015-26.
「おさかなの脂は体にいい」と、テレビの健康番組でさんざん流されていて、「ドコサヘキサエン酸」という舌をかみそうな名前も「知っている」人は多いのではないでしょうか?
サプリとして服用している人も少なからずいらっしゃると思います。

下記のタイトルをクリックすると抄録が開きます。

n?3 Fatty Acids and Cardiovascular Events after Myocardial Infarction (N Engl J Med 2010;363:2015-26.)

今回は「ハテナ起点」は明示されていません。

では、早速抄録を読んでいきましょう。

BACKGROUND

We examined the effect of the marine n-3 fatty acids eicosapentaenoic acid (EPA) and docosahexaenoic acid (DHA) and of the plant-derived alpha-linolenic acid (ALA) on the rate of cardiovascular events among patients who have had a myocardial infarction. (N Engl J Med 2010;363:2015-26.)

marine 海の
plant-derived 植物由来の
had a myocardial infarction 心筋梗塞を起こした

"a myocardial infarction"であることをチェックします。

METHODS

In a multicenter, double-blind, placebo-controlled trial, we randomly assigned 4837 patients, 60 through 80 years of age (78% men), who had had a myocardial infarction and were receiving state-of-the-art antihypertensive, antithrombotic, and lipid-modifying therapy to receive for 40 months one of four trial margarines ... (N Engl J Med 2010;363:2015-26.)


60 through 80 years of age (78% men) 60歳から80歳まで(男性78%)
一気に表記できる、「使えそうな表現」ですね。

state-of-the-art 最先端の、最新の

RESULTS

The patients consumed, on average, 18.8 g of margarine per day, which resulted in additional intakes of 226 mg of EPA combined with 150 mg of DHA, 1.9 g of ALA, or both, in the active-treatment groups. (N Engl J Med 2010;363:2015-26.)

on average 平均で

CONCLUSIONS

Low-dose supplementation with EPA–DHA or ALA did not significantly reduce the rate of major cardiovascular events among patients who had had a myocardial infarction and who were receiving state-of-the-art antihypertensive, antithrombotic, and lipid-modifying therapy. (N Engl J Med 2010;363:2015-26.)

Low-dose supplementation 低用量の補給

いかがでしたか?被験者の立場になってみると、3年以上毎日、同じマーガリンを20g弱食べる,ということ自体、かなり辛い気もします。20gのマーガリンって、パンに塗るにしても、結構な厚塗りになるんじゃないかなあ、と余計な心配もしてしまいますね。

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ABSTRACT | 06:28:32 | Trackback(0) | Comments(0)
3つのunder-動詞: N Engl J Med 2010;363:2004-14.
英語の動詞には「接頭語プラス~」という形が少なからずあります。
ボキャブラリー増強にはとても有効な「分解解読法」です。

下記のタイトルをクリックすると抄録が開きます。

Outcomes of Kidney Transplantation in HIV-Infected Recipients (N Engl J Med 2010;363:2004-14.)

今回の「ハテナ起点」はこちら。

The outcomes of kidney transplantation and immunosuppression in people infected with human immunodeficiency virus (HIV) are incompletely understood. (N Engl J Med 2010;363:2004-14.)

「よくわかっていない」という、いつものきっかけですね。

では、早速抄録を読んでいきましょう。

BACKGROUND

The outcomes of kidney transplantation and immunosuppression in people infected with human immunodeficiency virus (HIV) are incompletely understood. (N Engl J Med 2010;363:2004-14.)

接頭語"under"に着目して拾っていきます。
ここのはお馴染みの"understand"ですね。

METHODS

We undertook a prospective, nonrandomized trial of kidney transplantation in HIV-infected candidates who had CD4+ T-cell counts of at least 200 per cubic millimeter and undetectable plasma HIV type 1 (HIV-1) RNA levels while being treated with a stable antiretroviral regimen. (N Engl J Med 2010;363:2004-14.)

undertook 計画する、企画する

2つめは"undertake"です。これまであまり見かけなかった語であるように思います。
ロングマン現代英英辞典4訂増補版の解説はこうなっています。

undertake to accept that you are responsible for a piece of work, and start to do it: undertake a task/a project/research/a study etc

RESULTS

Between November 2003 and June 2009, a total of 150 patients underwent kidney transplantation; survivors were followed for a median period of 1.7 years. (N Engl J Med 2010;363:2004-14.)

Between November 2003 and June 2009 2003年11月から2009年6月の間
この日付の書き方もチェックします。月名と年の間にカンマはありませんね。

underwent (治療などを)受ける

3つめの"under-"は"undergo"です。こちらは頻出語ですね。
ロングマン現代英英辞典4訂増補版の解説はこうなっています。

undergo if you undergo a change, an unpleasant experience etc, it happens to you or is done to you

「辛い体験をする」というニュアンスが含まれているのでしょうか。検査をやる側としては気がとがめますね。

CONCLUSIONS

The unexpectedly high rejection rates are of serious concern and indicate the need for better immunotherapy. (N Engl J Med 2010;363:2004-14.)

of serious concern 深刻な懸念材料である

いかがでしたか?接頭語に注目して読んでみると、意外な拾いものがあるかもしれませんよ。
医学英語の語彙も接頭語で増やせます。(『速引!医学語ブック』、シンシア・L・クライダー、東京図書)

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ABSTRACT | 08:17:19 | Trackback(0) | Comments(0)
投与量を並べて書く: N Engl J Med 2010;363:1991-2003.
薬剤投与量の比較検討を書くとき、複数の数値を並べて書くことがあります。
そんなとき、数値と数値はどんな風に並べて書くのでしょう?
andかなorかな、と迷うことはありませんか?

下記のタイトルをクリックすると抄録が開きます。

Effect of VX-770 in Persons with Cystic Fibrosis and the G551D-CFTR Mutation (N Engl J Med 2010;363:1991-2003.)

今回は「ハテナ起点」が明記されていません。

では、早速抄録を読んでいきましょう。

BACKGROUND

A new approach in the treatment of cystic fibrosis involves improving the function of mutant cystic fibrosis transmembrane conductance regulator (CFTR). VX-770, a CFTR potentiator, has been shown to increase the activity of wild-type and defective cell-surface CFTR in vitro. (N Engl J Med 2010;363:1991-2003.)

趣のある書き出しです。"A new approach"で、ぐっと興味がわきますね。

METHODS

We randomly assigned 39 adults with cystic fibrosis and at least one G551D-CFTR allele to receive oral VX-770 every 12 hours at a dose of 25, 75, or 150 mg or placebo for 14 days (in part 1 of the study) or VX-770 every 12 hours at a dose of 150 or 250 mg or placebo for 28 days (in part 2 of the study). (N Engl J Med 2010;363:1991-2003.)

at a dose of 25, 75, or 150 mg or placebo
at a dose of 150 or 250 mg or placebo
まず薬剤投与量ひとまとめとplaceboの並列とみて、その間に"or"を入れます。
次に薬剤投与量について、3つ以上であれば、最後のひとつの前に"or"、2つならその間に"or”を入れていますね。
自分で書くときの参考になります。

RESULTS

None of the subjects withdrew from the study. (N Engl J Med 2010;363:1991-2003.)

「脱落はなかった」という一文です。チェック!

CONCLUSIONS

This study to evaluate the safety and adverse-event profile of VX-770 showed that VX-770 was associated with within-subject improvements in CFTR and lung function. (N Engl J Med 2010;363:1991-2003.)

was associated with 統計学的関連があった

These findings provide support for further studies of pharmacologic potentiation of CFTR as a means to treat cystic fibrosis. (N Engl J Med 2010;363:1991-2003.)

次の段階に進むぞ、という決意表明を感じます。

いかがでしたか?自分で使えそうな(使ってみたい)表現がたくさんありましたね。

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ABSTRACT | 06:27:38 | Trackback(0) | Comments(0)
NEJM Podcasting:Nov. 11, 2010.
11月11日号のNEJMオーディオサマリーを聞いてみましょう。
全部聞くと20分余りかかりますが、冒頭のヘッドラインなら1分少々です。
おまけに、この冒頭部分に限ってNEJMのサイトにスクリプトも掲載されていますから、聞き取りやすいでしょう。

オーディオサマリーは、NEJMのサイトにあるバナーから聞くことができます。

iTunes Storeからも配信されています。

今回のオーディオサマリーは読み手がいつものあの方たちではありませんよ。
では早速、冒頭部分を聞いてみます。
いつものように、掲載スクリプトと異なる部分は赤字で示します。

Welcome to the New England Journal of Medicine audio summary for the week This summary covers the issue of November 11, 2010. I'm Jay Willia. This week's issue features research Featured are articles on romiplostim in immune thrombocytopenia, diet in infancy and later autoimmunity, clopidogrel and omeprazole in coronary disease, stem-cell gene therapy for Wiskott–Aldrich syndrome, and effect of a surgical safety system on outcomes; also a review article on triple-negative breast cancer; a case report of a woman with an incorrect operation on the left hand; and Perspective articles on the constitutionality of health care reform, on progress on the medical loss ratio, and on four-dollar generics.

うーん、人名の部分は自信がありませんね。以前掲載されていたβ版にはaudio summary with slidesというのがあって、そこではスピーカーがフルネームで出てました。今は見あたらないので、人名の綴りは不明です。この方が何回も出演されるようなら、一度、NEJMに問い合わせてみます。

新スピーカーの感触はいかがでしたか?Lisa先生たちより少しゆっくりなしゃべりかな、という印象です。(ほんのすこーし、癖がある発音かな、とも感じましたが...)

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PODCAST | 06:30:55 | Trackback(0) | Comments(0)
金の切れ目が... :N Engl J Med 2010;363:1909-17
研究が予定数を実行する前に、中途終了する場合があります。
これまで読んできた中では、すぐに圧倒的な有意差が得られた、有害事象が多発した、などのりYです。
さて、今回の研究はどうなのでしょう?

下記のタイトルをクリックすると抄録が開きます。

Clopidogrel with or without Omeprazole in Coronary Artery Disease (N Engl J Med 2010;363:1909-17.)

今回の「ハテナ起点」はこのあたりでしょうか。

Proton-pump inhibitors (PPIs) are believed to decrease the risk of such complications, though no randomized trial has proved this in patients receiving dual antiplatelet therapy. (N Engl J Med 2010;363:1909-17.)

では、早速抄録を読んでいきましょう。

BACKGROUND

Recently, concerns have been raised about the potential for PPIs to blunt the efficacy of clopidogrel. (N Engl J Med 2010;363:1909-17.)

concerns have been raised about ~に関する懸念を引き起こしている
blunt 鈍らせる

METHODS

The trial was terminated prematurely when the sponsor lost financing (N Engl J Med 2010;363:1909-17.)

この研究は、スポンサーの資金が枯渇して中途終了してしまったのですね。

RESULTS

We planned to enroll about 5000 patients; a total of 3873 were randomly assigned and 3761 were included in analyses. (N Engl J Med 2010;363:1909-17.)

中途終了してしまったので、ここはplannedが使われています。予定では5000名だったんですが、というニュアンスでしょうか。

CONCLUSIONS

There was no apparent cardiovascular interaction between clopidogrel and omeprazole, but our results do not rule out a clinically meaningful difference in cardiovascular events due to use of a PPI. (N Engl J Med 2010;363:1909-17.)

研究の限界を明記しています。

いかがでしたか?研究が頓挫してもこうして論文にしています。「お金、なくなりました~」と言われた時点で、チカラが抜けそうですが... そこをくじけずに論文にする気力に感嘆した一編でした。

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ABSTRACT | 06:18:31 | Trackback(0) | Comments(0)
仮説、デザイン、結果を示す: N Engl J Med 2010;363:1900-8.
研究論文には、ほぼ共通した型(フレームワーク)があります。
NEJMのアブストラクトが"BACKGROUND""METHODS""RESULTS""CONCLUSIONS"の4項に分かれているのもその一例です。
さらに、それぞれの中も読んでみると「仮説」「研究デザイン」「一次エンドポイント」「結果数値」というフレームに分かれていることに気がつきます。

下記のタイトルをクリックすると抄録が開きます。

Dietary Intervention in Infancy and Later Signs of Beta-Cell Autoimmunity (N Engl J Med 2010;363:1900-8.)

今回の「ハテナ起点」はこのあたりかなあ、というところです。

Early exposure to complex dietary proteins may increase the risk of beta-cell autoimmunity and type 1 diabetes in children with genetic susceptibility. (N Engl J Med 2010;363:1900-8.)

"may"、出ましたね。

では、早速抄録を読んでいきましょう。

BACKGROUND

We tested the hypothesis that supplementing breast milk with highly hydrolyzed milk formula would decrease the cumulative incidence of diabetes-associated autoantibodies in such children. (N Engl J Med 2010;363:1900-8.)

「仮説を検証した」の最もオーソドックスな言い方です。

METHODS

In this double-blind, randomized trial, we assigned 230 infants with HLA-conferred susceptibility to type 1 diabetes and at least one family member with type 1 diabetes to receive either a casein hydrolysate formula or a conventional, cow's-milk–based formula (control) whenever breast milk was not available during the first 6 to 8 months of life. (N Engl J Med 2010;363:1900-8.)

In this double-blind, randomized trial この2重盲検ランダム化試験において
cow's-milk–based formula 牛乳をベースにした調整乳

このcow's-milk–based formula、おもしろい書き方です。「アポストロフィーs 's」の単語がこうした「合成語」の中で使えるなんて、ちょっとした驚きです。なお、最初の横棒はハイフン、次の横棒は半角ダッシュ(エヌダッシュ)ですよ。よ~く眼をこらしてみてみましょう。

RESULTS

The unadjusted hazard ratio for positivity for one or more autoantibodies in the casein hydrolysate group, as compared with the control group, was 0.54 (95% confidence interval [CI], 0.29 to 0.95), and the hazard ratio adjusted for an observed difference in the duration of exposure to the study formula was 0.51 (95% CI, 0.28 to 0.91). (N Engl J Med 2010;363:1900-8.)

結果数値をハザード比で提示しています。

CONCLUSIONS

Dietary intervention during infancy appears to have a long-lasting effect on markers of beta-cell autoimmunity ― markers that may reflect an autoimmune process leading to type 1 diabetes. (N Engl J Med 2010;363:1900-8.)

"may"(五分五分の可能性)の主体が、markersの方に移ってきていますね。

いかがでしたか?論文のフレームワークをつかんでおくと、読むのも楽になりますね。

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ABSTRACT | 09:07:55 | Trackback(0) | Comments(0)
mayのないアブストラクト: N Engl J Med 2010;363:1889-99.
研究論文の多くは帰無仮説のような仮説を立ててそれを検証していきます。
そのため、論文の文章に"may"のような「見込み」や「推測」を含んだ語が使われます。
今回の抄録はどうでしょうか?

下記のタイトルをクリックすると抄録が開きます。

Romiplostim or Standard of Care in Patients with Immune Thrombocytopenia (N Engl J Med 2010;363:1889-99.)

今回は「ハテナ起点」は記載されていません。

では、早速抄録を読んでいきましょう。

BACKGROUND

Romiplostim, a thrombopoietin mimetic, increases platelet counts in patients with immune thrombocytopenia, with few adverse effects. (N Engl J Med 2010;363:1889-99.)

mimetic 模倣薬

動詞はincreasesで、現在形になっています。事実というとらえ方です。

METHODS

In this open-label, 52-week study, we randomly assigned 234 adult patients with immune thrombocytopenia, who had not undergone splenectomy, to receive the standard of care (77 patients) or weekly subcutaneous injections of romiplostim (157 patients). (N Engl J Med 2010;363:1889-99.)

52-week study 52週の検討

検討期間をここにこんな形で入れています。すっきりとしていいですね。

RESULTS

Patients receiving romiplostim had a significantly lower incidence of treatment failure (18 of 157 patients [11%]) than those receiving the standard of care (23 of 77 patients [30%], P<0.001) (odds ratio with romiplostim, 0.31; 95% CI, 0.15 to 0.61). (N Engl J Med 2010;363:1889-99.)

"have"を使った言い方です。どこかで使えそうです。

CONCLUSIONS

Patients treated with romiplostim had a higher rate of a platelet response, lower incidence of treatment failure and splenectomy, less bleeding and fewer blood transfusions, and a higher quality of life than patients treated with the standard of care. (N Engl J Med 2010;363:1889-99.)

ここでも"have"を使っています。"had"以下の部分を全てこの動詞一語にまとめ上げているところが勉強になります。

いかがでしたか?抄録のなかにmayは出てきませんでした。このことひとつ取っても、このromiplostimがかなり有望であることがわかりますね。

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ABSTRACT | 06:22:13 | Trackback(0) | Comments(0)
治験につきものの表現を見る: N Engl J Med 2010;363:1812-21.
試験問題にせよ新聞にせよ、定石の表現・言い回しがあります。
治験実施要項でも同様に、お決まりの語句があります。

下記のタイトルをクリックすると抄録が開きます。

Brentuximab Vedotin (SGN-35) for Relapsed CD30-Positive Lymphomas (N Engl J Med 2010;363:1812-21.)

今回は「ハテナ表現」は明記されていません。強いて言えばこのあたりでしょうか。

Previous attempts to target the CD30 antigen with monoclonal-based therapies have shown minimal activity. (N Engl J Med 2010;363:1812-21.)

では、早速抄録を読んでいきましょう。

BACKGROUND

Hodgkin's lymphoma and anaplastic large-cell lymphoma are the two most common tumors expressing CD30. (N Engl J Med 2010;363:1812-21.)

the two most common tumors 二大腫瘍

さらっと言えそうで,言えなさそうな表現です。twoがポイントですね。

METHODS

In this phase 1, open-label, multicenter dose-escalation study, we administered brentuximab vedotin (at a dose of 0.1 to 3.6 mg per kilogram of body weight) every 3 weeks to 45 patients with relapsed or refractory CD30-positive hematologic cancers, primarily Hodgkin's lymphoma and anaplastic large-cell lymphoma. (N Engl J Med 2010;363:1812-21.)

In this phase 1, open-label, multicenter dose-escalation study この第1相、非盲検多施設用量漸増試験

administer ... every 3 weeks to 45 patients 3週間毎に45人の患者に投与した

これは定番表現でしょうね。

RESULTS

Of 12 patients who received the 1.8-mg-per-kilogram dose, 6 (50%) had an objective response. (N Engl J Med 2010;363:1812-21.)

theがついていることに注目。「ひとつに決まる」イメージです。

CONCLUSIONS

Brentuximab vedotin induced durable objective responses and resulted in tumor regression for most patients with relapsed or refractory CD30-positive lymphomas in this phase 1 study. (N Engl J Med 2010;363:1812-21.)

過去形でびしっと断言していますね。

いかがでしたか?治験実施要項を英語で読まなくてはならない立場の方は少ないでしょう。でも、日本語を読みつつ元の英語を想像してみるのも、悪くないですよ。

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ABSTRACT | 06:35:40 | Trackback(0) | Comments(0)
小さいところにも目を向けてみる: N Engl J Med 2010;363:1801-11.
The New England Journal of Medicineの抄録は250語以内と規定されています。
文の数としてはずっと少なくなりますから、細かいところまで目を配ってもたいした時間はかかりません。

下記のタイトルをクリックすると抄録が開きます。

Everolimus for Subependymal Giant-Cell Astrocytomas in Tuberous Sclerosis (N Engl J Med 2010:363:1801-11.)

今回の「ハテナ起点」は"may"型です。

An alternative may be the use of everolimus, which inhibits the mammalian target of rapamycin, a protein regulated by gene products involved in the tuberous sclerosis complex. (N Engl J Med 2010:363:1801-11.)

可能性としては五分五分かな、っていう感覚ですね。(『ハートで感じる英文法―NHK3か月トピック英会話 (語学シリーズ)』、大西泰斗、ポール・マクベイ著)

では、早速抄録を読んでいきましょう。

BACKGROUND

Neurosurgical resection is the standard treatment for subependymal giant-cell astrocytomas in patients with the tuberous sclerosis complex. (N Engl J Med 2010:363:1801-11.)

theを使っています。「ひとつに決まる感じ」(同書)ですね。

METHODS

We gave everolimus orally, at a dose of 3.0 mg per square meter of body-surface area, to achieve a trough concentration of 5 to 15 ng per milliliter. (N Engl J Med 2010:363:1801-11.)

a trough concentration トラフ濃度

「トラフ」ってこういう綴りだったんだ、と再認識しました。

RESULTS

We enrolled 28 patients. Everolimus therapy was associated with a clinically meaningful reduction in volume of the primary subependymal giant-cell astrocytoma, as assessed on independent central review (P<0.001 for baseline vs. 6 months), with a reduction of at least 30% in 21 patients (75%) and at least 50% in 9 patients (32%). (N Engl J Med 2010:363:1801-11.)

with a clinically meaningful reduction 臨床的に意味のある縮小

ここの"clinically"が効いていますね。

CONCLUSIONS

Everolimus therapy was associated with marked reduction in the volume of subependymal giant-cell astrocytomas and seizure frequency and may be a potential alternative to neurosurgical resection in some cases, though long-term studies are needed. (N Engl J Med 2010:363:1801-11.)

五分五分の可能性だけどより前向きな感触と今後の展望で締めくくっています。

いかがでしたか?冠詞ひとつ取ってみても「ここはaなんだ」とか「the使ってる」とか、新たな発見が埋まっています。たまにはこうした「宝探し」も楽しいと思います。

NEJMのサイトはThe New England Journal of Medecineで見られます。abstractは無料で閲覧できますから、どうぞ。
抄録の日本語版は南江堂サイトへ。

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ABSTRACT | 06:33:32 | Trackback(0) | Comments(0)
調べる手間を惜しまない: N Engl J Med 2010;363:1791-800.
「わからないことをそのままにしない」というのは勉強をしていく上で大切なことだと思います。
たかだか200-300語くらいの抄録であっても、あれっと思ったら、調べてみることにしています。

下記のタイトルをクリックすると抄録が開きます。

Safety of Recombinant Activated Factor VII in Randomized Clinical Trials (N Engl J Med 2010;363:1791-800.)

今回の「ハテナ起点」はこのあたりにぼんやりと感じられます。

However, data from placebo-controlled trials are needed to properly assess the thromboembolic risk. (N Engl J Med 2010;363:1791-800.)

では、早速抄録を読んでいきましょう。

BACKGROUND

The use of recombinant activated factor VII (rFVIIa) on an off-label basis to treat life-threatening bleeding has been associated with a perceived increased risk of thromboembolic complications. (N Engl J Med 2010;363:1791-800.)

an off-label basis 適応外使用

『速引!医学語ブック』(シンシア.K.クライダー著、東京図書)では"off-label use"として次のような説明がありました。

off-label use(適応外使用)は、まだFDAに認可されていない方法で、薬や医療機器を使用することを表す。これはunapproved use (未承認使用)あるいはunapproved new use (新規使用の未承認使用)を表す。(中略)適応外使用に関しては、http://www.fda.gov/OHRMS/DOCKETS/98fr/FDA-2008-D-0053-gdl.pdf も参照されたい。

To address this issue, we evaluated the rate of thromboembolic events in all published randomized, placebo-controlled trials of rFVIIa used on an off-label basis. (N Engl J Med 2010;363:1791-800.)

To address this issue この問題に取り組むため

使えそうな表現ですね。チェック!

METHODS

The data were pooled with the use of random-effects models to calculate the odds ratios and 95% confidence intervals. (N Engl J Med 2010;363:1791-800.)

the odds ratios オッズ比

(私には)手強い「オッズ比」の理解ですが、『たったこれだけ!統計学』(M.ハリス、G.テイラー著、金芳堂)ではうまく説明してありました。

まず、オッズについて
オッズは、あるイベントが起こった回数を、イベントが起こらなかった回数で割って求める。
(中略)
次は、オッズ比
リスクファクターにさらされた群のオッズを、対照群のオッズで割って求める。


引用部だけだとちょっと抽象的ですね。本では例や、オッズ比の解釈も加えられていて、わかりやすくなっています。

RESULTS

Rates of venous thromboembolic events were similar among subjects who received rFVIIa and those who received placebo (5.3% vs. 5.7%). (N Engl J Med 2010;363:1791-800.)

おそらく本文を読むと、有意差がなかったとか記載があって、その上での"similar"なのでしょう。

CONCLUSIONS

In a large and comprehensive cohort of persons in placebo-controlled trials of rFVIIa, treatment with high doses of rFVIIa on an off-label basis significantly increased the risk of arterial but not venous thromboembolic events, especially among the elderly (N Engl J Med 2010;363:1791-800.)

cohort コホート

日本語にはなじみにくいことばですが、『いまさら誰にも聞けない医学統計の基礎のキソ 第2巻 結果の解釈ができるようになろう! (Dr.あさいのこっそりマスターシリーズ)』(浅井隆著、アトムス)には次のような説明があります。

コホートという英語はもともとラテン語で、兵隊の集まりを意味しました。
医学研究では...
「ある時期に同じような環境や状態にいた人たち」
という意味で使われます。


イメージがなんとなくつかめそうですね。

いかがでしたか?ちょっとした手間を惜しまずに調べてみると自分の中で理解が進むような気がします。

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ABSTRACT | 06:49:21 | Trackback(0) | Comments(0)
NEJM Podcasting:Oct. 28, 2010.
The New England Journal of Medicine Oct.28号のオーディオサマリーを聞いてみましょう。

下記のタイトルをクリックしてみてください。ポッドキャストのRSSフィードのサイトに飛びます。
そこから聴きたい号をクリックしてくださいね。

Current Issue: October 28, 2010 Weekly Audio Summary

では、いつものように冒頭のヘッドライン部分を聞いてみます。
ここは1分足らずなので、少し早口ですが、集中して聞いてみましょう。
この部分のスクリプトがNEJMのサイトに掲載されていますが、実際に読まれる文と一部違う場合があります。
掲載スクリプトと異なる部分は赤字で示します。

Welcome to the New England Journal of Medicine audio summary for the week This summary covers the issue of October 28, 2010. I'm Dr Lisa Johonson. This week's issue features Featured are articles on ALK inhibition in non–small-cell lung cancer, clopidogrel metabolism and clinical outcomes, tiotropium step-up therapy for uncontrolled asthma, crizotinib in ALK-rearranged inflammatory myoblastic tumors, and EML4-ALK mutations in lung cancer; a review article on recurrent miscarriage; a case report of a woman with blurred vision and renal failure; and Perspective articles on high stakes in the midterm elections, on the resurrection of a stem-cell funding barrier, and on why health care is going home.

今週は大きな変更はありませんでしたね。

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PODCAST | 06:27:42 | Trackback(0) | Comments(0)
話すように書く: N Engl J Med 2010;363:1715-26.
明治期に始まる「言文一致」以来、日本語の話し言葉と書き言葉は融合し続けています。
英語でも似たような流れを感じることはあります。さすがに、医学論文で"wanna be"は出てきませんが。
話すように書いた文章の良さは、聞く順すなわち頭から読んで意味をつかみやすいということにあります。

下記のタイトルをクリックすると抄録が開きます。

Tiotropium Bromide Step-Up Therapy for Adults with Uncontrolled Asthma (N Engl J Med 2010;363:1715-26.)

今回の「ハテナ起点」はこのあたりに潜んでいます。

Alternative treatments for adults with uncontrolled asthma are needed. (N Engl J Med 2010;363:1715-26.)

では、早速抄録を読んでいきましょう。

BACKGROUND

Long-acting beta-agonist (LABA) therapy improves symptoms in patients whose asthma is poorly controlled by an inhaled glucocorticoid alone. (N Engl J Med 2010;363:1715-26.)

この"whose"は、"with"で書かれていることもありますね。withを使うとこのようになります。

in patients with asthma controlled poorly by an inhaled glucocorticoid alone

METHODS

In a three-way, double-blind, triple-dummy crossover trial involving 210 patients with asthma, we evaluated the addition of tiotropium bromide (a long-acting anticholinergic agent approved for the treatment of chronic obstructive pulmonary disease but not asthma) to an inhaled glucocorticoid, as compared with a doubling of the dose of the inhaled glucocorticoid (primary superiority comparison) or the addition of the LABA salmeterol (secondary noninferiority comparison). (N Engl J Med 2010;363:1715-26.)

長い一文です。
「言文一致型」としては下線部を見てください。いかにもしゃべっていて「asthmaじゃないけどね」と付け足すときのようですね。

RESULTS

The use of tiotropium resulted in a superior primary outcome, as compared with a doubling of the dose of an inhaled glucocorticoid, as assessed by measuring the morning peak expiratory flow (PEF), with a mean difference of 25.8 liters per minute (P<0.001) and superiority in most secondary outcomes, including evening PEF, with a difference of 35.3 liters per minute (P<0.001); the proportion of asthma-control days, with a difference of 0.079 (P=0.01); the forced expiratory volume in 1 second (FEV1) before bronchodilation, with a difference of 0.10 liters (P=0.004); and daily symptom scores, with a difference of -0.11 points (P<0.001). (N Engl J Med 2010;363:1715-26.)

これもまた長い一文です。主部に続いて、まるで「それでね、それからね」とつないでいくように、下線で示したasやらwithやらincludingやらで説明を加えています。耳から聞くように、順に意味を取ってつないでいけば大丈夫。

CONCLUSIONS

When added to an inhaled glucocorticoid, tiotropium improved symptoms and lung function in patients with inadequately controlled asthma. (N Engl J Med 2010;363:1715-26.)

ここもまるでしゃべっているかのように書かれた一節です。語数の関係もあったかもしれませんが。

いかがでしたか?言文一致がわかりやすさを目指したように、「話すように書かれた」英語は意味をとりやすくなるように私は感じました。

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ABSTRACT | 06:49:51 | Trackback(0) | Comments(2)

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