■このブログ内の引用文について

本ブログは、The New England Journal of Medicine Permission Departmentより、「The New England Journal of Medicine本誌からの文単位での引用に許諾は不要」との見解をいただいた上で、運用しております。更に、「文章を抜き出してサマリーを書いてよい」との文言もいただいております。

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Dr. Joy

Author:Dr. Joy
ごく普通の町でごく普通に医者をやってます。
ごく普通の患者さんたちを相手にしていて、
診察室に入ってくる人が英語をしゃべったりするのは数年に1度あるかないか。
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疑問を見逃さない; N Engl J Med 2010;363:523-31.
鵜呑みにしないでいつも疑問を持ちながら読む、というのは科学者にとって忘れてはいけない視点です。
でも、こと「英語」に関しては自分が非ネイティブだとつい、弱気になってしまうこともあります。

下記のタイトルをクリックすると抄録が開きます。

Ecallantide for the Treatment of Acute Attacks in Hereditary Angioedema
(N Engl J Med 2010;363:523-31.)

今回も「ハテナ起点」はありません。

では、早速抄録を読んでいきましょう。

BACKGROUND

Hereditary angioedema is a rare genetic disorder characterized by acute, intermittent, and potentially life-threatening attacks of edema of the skin and mucosa. (N Engl J Med 2010;363:523-31.)

遺伝性血管性浮腫についての説明です。前回の論文の説明と比べてみましょうか。

Hereditary angioedema due to C1 inhibitor deficiency is characterized by recurrent acute attacks of swelling that can be painful and sometimes life-threatening. (N Engl J Med 2010;363:513-22.)

似ている言い回しもあれば更に詳しく記述している部分もありますね。

METHODS

The primary end point was the treatment outcome score 4 hours after study-drug administration. (N Engl J Med 2010;363:523-31.)

この"outcome"と"4 hours"の間に"at"が落ちてるんじゃないか、という疑問が生まれます。なぜなら、次のRESULTSではこうなっているからです。

RESULTS

The median treatment outcome score at 4 hours was 50.0 in the ecallantide group and 0.0 in the placebo group (interquartile range [IQR], 0.0 to 100.0 in both groups; P=0.004). (N Engl J Med 2010;363:523-31.)

本文のMETHODSを見てみるとこうなっていました。

The primary end point was the treatment outcome score at 4 hours after study-drug administration. (N Engl J Med 2010;363:523-31.)

どうもやっぱり、atが落ちたようです。落ちていても意味はわかりますが...ある方が文としては正しいように思います。脱字の可能性が高いかな、と推測してます。

CONCLUSIONS

Four hours after administration of ecallantide or placebo for acute attacks of angioedema in patients with hereditary angioedema, patient-reported treatment outcome scores and mean symptom complex severity scores were significantly better with ecallantide than with placebo. (N Engl J Med 2010;363:523-31.)

ここでは前回の論文とは違って、"subject"ではなく"patient"を使っていますね。

いかがでしたか?"at"については本誌でもウェブでも落ちています。本来はあるべきものなのかどうかは本職じゃないのでわかりませんが、自分が書くとしたらatは落とさないだろうなあ、と思っています。

NEJMのサイトはThe New England Journal of Medecineで見られます。abstractは無料で閲覧できますから、どうぞ。
抄録の日本語版は南江堂サイトへ。

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テーマ:医学英語 - ジャンル:学問・文化・芸術

ABSTRACT | 07:23:04 | Trackback(0) | Comments(0)

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