■このブログ内の引用文について

本ブログは、The New England Journal of Medicine Permission Departmentより、「The New England Journal of Medicine本誌からの文単位での引用に許諾は不要」との見解をいただいた上で、運用しております。更に、「文章を抜き出してサマリーを書いてよい」との文言もいただいております。

■プロフィール

Dr. Joy

Author:Dr. Joy
ごく普通の町でごく普通に医者をやってます。
ごく普通の患者さんたちを相手にしていて、
診察室に入ってくる人が英語をしゃべったりするのは数年に1度あるかないか。
そんな私に必要な英語力って何?

■最新記事
■最新コメント
■FC2カウンター

■カテゴリ
■リンク
■検索フォーム

■月別アーカイブ
■最新トラックバック
■FC2ブログランキング
■ソーシャルブックマーク

■RSSリンクの表示
■QRコード

QRコード

9.11の肺機能への影響: N Engl J Med 2010;362:1263-72.
9.11同時多発テロにおいて世界貿易センターで救助活動にあたったレスキュー隊員の肺機能について7年にわたる追跡調査を行って結果が発表されました。
下記のタイトルをクリックすると抄録が開きます。

Lung Function in Rescue Workers at the World Trade Center after 7 Years (N Engl J Med 2010;362:1263-72.)

今回、「ハテナ起点」は明示されていません。

では、早速抄録を読んでいきましょう。

BACKGROUND

The terrorist attacks on the World Trade Center on September 11, 2001, exposed thousands of Fire Department of New York City (FDNY) rescue workers to dust, leading to substantial declines in lung function in the first year. (N Engl J Med 2010;362:1263-72.)
 医学論文の抄録において、最初の文の主語としては非常に希なものだと思います。だからこそ、著者らの強い怒りを感じます。

METHODS

Using linear mixed models, we analyzed the forced expiratory volume in 1 second (FEV1) of both active and retired FDNY rescue workers on the basis of spirometry routinely performed at intervals of 12 to 18 months from March 12, 2000, to September 11, 2008. (N Engl J Med 2010;362:1263-72.)

both active and retired 現職者も退職者も

"active"を使うのがおもしろいですね。

RESULTS

There was little or no recovery in FEV1 during the subsequent 6 years, with a mean annualized reduction in FEV1 of 25 ml per year for firefighters and 40 ml per year for EMS workers. (N Engl J Med 2010;362:1263-72.)

There was little or no recovery 回復は皆無ないしほとんどなかった

CONCLUSIONS

Overall, these declines were persistent, without recovery over the next 6 years, leaving a substantial proportion of workers with abnormal lung function. (N Engl J Med 2010;362:1263-72.)

over the next 6 years 6年が経過しても

いかがでしたか。日本でいう「労災」に該当すると思われる肺機能障害ですが、そのあたり、国として手厚く対応しているのか気になります。

NEJMのサイトはThe New England Journal of Medecineで見られます。abstractは無料で閲覧できますから、どうぞ。
抄録の日本語版は南江堂サイトへ。

お読みいただき、ありがとうございます。あなたのお役に立てましたでしょうか。
またのお越しをお待ちいたしております。
ブログランキング参加中。応援の1クリックをお願いします。

にほんブログ村 英語ブログ 洋書・洋楽・映画の英語へ

テーマ:医学英語 - ジャンル:学問・文化・芸術

ABSTRACT | 06:15:25 | Trackback(0) | Comments(0)

FC2Ad