■このブログ内の引用文について

本ブログは、The New England Journal of Medicine Permission Departmentより、「The New England Journal of Medicine本誌からの文単位での引用に許諾は不要」との見解をいただいた上で、運用しております。更に、「文章を抜き出してサマリーを書いてよい」との文言もいただいております。

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Dr. Joy

Author:Dr. Joy
ごく普通の町でごく普通に医者をやってます。
ごく普通の患者さんたちを相手にしていて、
診察室に入ってくる人が英語をしゃべったりするのは数年に1度あるかないか。
そんな私に必要な英語力って何?

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mayの過去形、現在形が示すもの: N Engl J Med 2009;361:2330-41.
NEJM Dec.10号3つめの論文もcangrelorに関する内容です。
さながら「cangrelor特集号」といった体ですが、今回の論文の内容はいかに?
下記のタイトルをクリックすると抄録が開きます。
Intravenous Platelet Blockade with Cangrelor during PCI (N Engl J Med 2009;361:2330-41.)

今回のハテナ起点はこのあたりに潜んでいるかも。
Intravenous cangrelor, a rapid-acting, reversible adenosine diphosphate (ADP) receptor antagonist, might reduce ischemic events during percutaneous coronary intervention (PCI). (N Engl J Med 2009;361:2330-41.)

では、抄録を読んでいきましょう。

BACKGROUND

Intravenous cangrelor, a rapid-acting, reversible adenosine diphosphate (ADP) receptor antagonist, might reduce ischemic events during percutaneous coronary intervention (PCI). (N Engl J Med 2009;361:2330-41.)

mightというmayの過去形を使っています。大西先生・マクベイ先生のハートで感じる英文法―NHK3か月トピック英会話 (語学シリーズ)によれば、
 mayは閉ざされていないイメージ=可能性は50%くらい
 過去形は離れるイメージ=控えめな表現

となります。従って、「かなり確率は低そうだけど、可能性はあるかも」くらいのイメージになります。

METHODS

The primary end point was a composite of death, myocardial infarction, or ischemia-driven revascularization at 48 hours. (N Engl J Med 2009;361:2330-41.)
 前回取り上げた論文Platelet Inhibition with Cangrelor in Patients Undergoing PCIの一次エンドポイントは48時間の時点でした。PCI後の評価として一般的な時点なんでしょうか。

RESULTS

The primary end point occurred in 185 of 2654 patients receiving cangrelor (7.0%) and in 210 of 2641 patients receiving placebo (8.0%) (odds ratio in the cangrelor group, 0.87; 95% confidence interval [CI], 0.71 to 1.07; P=0.17) (modified intention-to-treat population adjusted for missing data). (N Engl J Med 2009;361:2330-41.)
一次エンドポイントはeventなのでoccurを使っています。頭ではわかりますが、実際に自分が書くときにこの動詞が出てくるか...

CONCLUSIONS

Further study of intravenous ADP blockade with cangrelor may be warranted. (N Engl J Med 2009;361:2330-41.)

may be warranted 必要であろう
 warrantの意味が取りにくいので、ロングマン現代英英辞典4訂増補版にあたります。
warrant v to need or deserve
ここではmayになっていますね。BACKGROUNDのmightから出世しています(笑)。一次エンドポイントではついえましたが、副次エンドポイントで目がありそうだったので、mayという現在形になったのでしょう。

いかがでしたか。助動詞の使い方、おもしろいですね。

NEJMのサイトはThe New England Journal of Medecineで見られます。abstractは無料で閲覧できますから、どうぞ。
抄録の日本語版は南江堂サイトへ。

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テーマ:医学英語 - ジャンル:学問・文化・芸術

ABSTRACT | 08:14:28 | Trackback(0) | Comments(0)

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