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本ブログは、The New England Journal of Medicine Permission Departmentより、「The New England Journal of Medicine本誌からの文単位での引用に許諾は不要」との見解をいただいた上で、運用しております。更に、「文章を抜き出してサマリーを書いてよい」との文言もいただいております。

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Dr. Joy

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ごく普通の町でごく普通に医者をやってます。
ごく普通の患者さんたちを相手にしていて、
診察室に入ってくる人が英語をしゃべったりするのは数年に1度あるかないか。
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Brief reportを読む: N Engl J Med 2009;360:2310-18.
The New England Journal of Medicineに掲載される一例報告はただものではありません。単に「珍しい」ということを凌駕する内容が示唆されるものとなっています。
下記のタイトルをクリックすると抄録が開きます。

Inactivating PAPSS2 Mutations in a Patient with Premature Pubarche (N Engl J Med 2009;360:2310-18.)

Brief ReportではSummaryがついていますので、これを読んでみましょう。

Dehydroepiandrosterone (DHEA) sulfotransferase, known as SULT2A1, converts the androgen precursor DHEA to its inactive sulfate ester, DHEAS, thereby preventing the conversion of DHEA to an active androgen. (N Engl J Med 2009;360:2310-18.)

thereby それにより

We have identified compound heterozygous mutations in the gene encoding human PAPS synthase 2 (PAPSS2) in a girl with premature pubarche, hyperandrogenic anovulation, very low DHEAS levels, and increased androgen levels. (N Engl J Med 2009;360:2310-18.)

have identified
 現在完了形を使って「今まさに同定したぞ」という感じを出していますね。
premature pubarche 早発恥毛
hyperandrogenic anovulation 高アンドロゲン無排卵症

In vitro coincubation of human SULT2A1 and wild-type or mutant PAPSS2 proteins confirmed the inactivating nature of the mutations. (N Engl J Med 2009;360:2310-18.)

 前文は実症例の話でしたが、ここでin vitroの結果を持ってきて、更に論旨を補強しています。

These observations indicate that PAPSS2 deficiency is a monogenic adrenocortical cause of androgen excess. (N Engl J Med 2009;360:2310-18.)

These observations indicate that これらの結果が示すことは~である

いかがでしたか。短いサマリーですが、論の運び方が大変参考になりますね。

NEJMのサイトはThe New England Journal of Medecineで見られます。abstractは無料で閲覧できますから、どうぞ。
抄録の日本語版は南江堂サイトへ。

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テーマ:医学英語 - ジャンル:学問・文化・芸術

ABSTRACT | 06:25:00 | Trackback(0) | Comments(0)

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