■このブログ内の引用文について

本ブログは、The New England Journal of Medicine Permission Departmentより、「The New England Journal of Medicine本誌からの文単位での引用に許諾は不要」との見解をいただいた上で、運用しております。更に、「文章を抜き出してサマリーを書いてよい」との文言もいただいております。

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Dr. Joy

Author:Dr. Joy
ごく普通の町でごく普通に医者をやってます。
ごく普通の患者さんたちを相手にしていて、
診察室に入ってくる人が英語をしゃべったりするのは数年に1度あるかないか。
そんな私に必要な英語力って何?

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二つの対立するものを見極める:N Engl J Med 2008;359:2767-77.
The New England Journal of Medicine 12月25日号掲載2番目の原著論文を読みます。
内容は1型糖尿病とセリアック病の遺伝子変異に関するもので、両者に共通するものと固有のものを検討しています。
下記のタイトルをクリックすると抄録が開きます。

Shared and Distinct Genetic Variants in Type 1 Diabetes and Celiac Disease (N Engl J Med 2008;359:2767-77.)

では早速読んでいきましょう。

BACKGROUND

Two inflammatory disorders, type 1 diabetes and celiac disease, cosegregate in populations, suggesting a common genetic origin. (N Engl J Med 2008;359:2767-77.)

cosegregate 一緒に見られる、同時に発生する

METHODS

We evaluated the association between type 1 diabetes and eight loci related to the risk of celiac disease by genotyping and statistical analyses of DNA samples from 8064 patients with type 1 diabetes, 9339 control subjects, and 2828 families providing 3064 parent–child trios (consisting of an affected child and both biologic parents).(N Engl J Med 2008;359:2767-77.)

parent–child trios 両親と子供の組み合わせ
 続くカッコ内に説明が加えられています。

RESULTS

The 32-bp insertion–deletion variant on chromosome 3p21 was newly identified as a type 1 diabetes locus (P=1.81x10–8) and was also associated with celiac disease, along with PTPN2 on chromosome 18p11 and CTLA4 on chromosome 2q33, bringing the total number of loci with evidence of a shared association to seven, including SH2B3 on chromosome 12q24. (N Engl J Med 2008;359:2767-77.)

along with ~に加えて
 長い文の上、遺伝子や染色体が入り交じってげんなりしそうですが、表現そのものは難しいところはありません。共通する変異は7カ所だった、といっていますが、わかりますか?該当するところをチェックしていくと、読みやすくなるかと思います。

The effects of the IL18RAP and TAGAP alleles confer protection in type 1 diabetes and susceptibility in celiac disease. (N Engl J Med 2008;359:2767-77.)

confer 授ける、賦与する
susceptibility 感受性

CONCLUSIONS

These data suggest that common biologic mechanisms, such as autoimmunity-related tissue damage and intolerance to dietary antigens, may be etiologic features of both diseases. (N Engl J Med 2008;359:2767-77.)

These data suggest that  これらのデータが示唆するのは~である
 結論で使える表現ですね。

1型糖尿病とセリアック病にこんな共通項があるとは知りませんでした。ここから治療へ発展する糸口が見つかるといいですね。

NEJMのサイトはThe New England Journal of Medecineで見られます。abstractは無料で閲覧できますから、どうぞ。
抄録の日本語版は南江堂サイトへ。

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テーマ:医学英語 - ジャンル:学問・文化・芸術

ABSTRACT | 21:32:48 | Trackback(0) | Comments(0)

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